こんにちは。地方移住して起業した意識高い系の香取です。
日本屈指の縫製の街でブランドを立ち上げ爆益を目指し産地振興→GDP拡大!と意識高いことを考えています。
しかし岩手県に移住して思うに、東日本大震災以降、政府が掲げた地方創生が相まってか地域活性に目を向ける人が多いと感じる。
私の地元・千葉県ではそこまでの気概を感じないから岩手のアツさは凄いなと私も感化される。
まるで地域活性が生き甲斐とされてるかと思うほどに…
もう我が身を削る聖者か!と思うほどに…
もはや職業・地方創生屋さんなのではないか…
どうもお疲れ様です!今日も地域は活性化しておりますでしょうか?
さて、そんな岩手では「ポスト資本主義社会を具現化する」という相当な意識高い声も聞こえた。
国家や資本主義とは違う社会レイヤー、新たな社会OSを作るとか何とか。
しかしさすがにポスト資本主義社会が一体何なのか現段階ではまだ分からないらしい。そこで日本中に新しい経済圏を作りながら具現化を目指すという。
なかなか面白い試みであるが地方イシキタカイ系が見据えるポスト資本主義社会とは一体何なのだろうか?地方意識高い系の一人としてちょっと考えてみたい。
まず近年の資本主義は、ウォール街から世間を席巻する強欲を原動力とするような株主資本主義が主流である。
しかしこの欧米型資本主義は、日本の地方経済には全く合わないと考える。
私はどちらかというとネトウヨなのだが、もしもジャパンスタンダードという視点が元来あるはずと考えるなら、企業は株主だけのものではなく公共のものであり(企業は公器)そして“社会が企業を育て守る”という日本の考え方を再認識し、改めて共有するべきではないかと思うのだ。
その上で、ポスト資本主義社会を考えるなら現在の主流派とは違う価値観や視点が必要ではないか?
・新自由主義的な視点では、資本家がいかに効率的に富を搾取できるかという構図がある
・共産主義的な視点では、資本と労働者が対立しているという構図がある
これら2点から一線を画するものがポスト資本主義社会を具現化するためのヒントになりえるのではないか?
なにも仲良しこよしの社会主義を目指すわけでもないし、田舎経済の物々交換モデルが理想といいたいわけではない。
地方から新たな価値の創造を提案し、日本の安定と繁栄の対価として利益を受けるモデル。このあたりは原丈人氏が提唱する“公益資本主義”という言葉が一番しっくりくる。
グローバル資本主義に席巻された中央政府や首都圏はもはや周回おくれ!今後のキーはやはり地方経済にあるのではないかと考えている。
しかしながら日本中に新しい経済圏をつくるとなると、既にあるミクロな面でいえば地産地消、三方良しなどの概念がある。
イシキタカイ界隈では、丁寧な暮らしwwwエシカル消費wwwといったところがある。
これらを踏まえ新しい経済圏とやらは、“コミュニティ形成”が必然となりそうだ。
ただ、なにかしらの「関係性」をキーワードにコミュニティが形成され経済循環が生まれたとしたらまるで「宗教」の概念に近い気もする。
あまりにも濃ゆいコミュニティ形成は外部から見てるととても気持ちが悪い。
「つながりの経済」とかいって布教活動しながら信者から金を巻き上げるビジネスモデルがあるが、そんなポスト資本主義は勘弁してほしい。全く入りたいと思わないし、それならグローバル資本主義のほうがよっぽどフェアである。
田舎の変なメンドクサイ付き合いや、近所からいちいち干渉されるメンドクサイ環境はこれまで敬遠されてきたではないか。だから多くの若者は田舎を飛び出し2度と帰ってはこないのだ。
何かをチャレンジする時に賛同者も批判者も現れるのは当然だが、物事を進める上では客観性・公共性が極めて重要だと思われる。
身寄りのない地方に来て痛いほど感じた。
誠実な善意ほどウザイものはない。
地獄への道は善意で舗装されているのだ。
端的にいえば大きなお世話ってこと!