たまに3年前の過去記事を読み返したりすることがある。
その時はどんな想いだったのか自分を振り返る意味でも感化されることもあるし、反対に馬鹿な考えだったなと反省することもある。
あれから多少なりとも経験をしてきたので今では考えが変わっていたり、宗旨替えしたものもあるのが正直なところだ。
昨夜はこんな記事を読み返してみた。
自分がなぜ前職の事業に失敗したのかまとめた記事だ。
しかし、何をもって失敗というかは難しいところだ。
己を低く評価すればそれは失敗であったが、これを他人に評価される筋合いはない。
他人から失敗と評価されるなら、2店舗を事業譲渡できて1600万円の価値なんかつかないだろう。安いか高いかは別として。だから今裁判中である。
他人から失敗と評価されると、いやはやダサいプライドが少し邪魔をしやがる。
廃業と倒産は違うし、そもそも深い事情など話したことがない。表面的なことで物事を評価できない。成功も失敗もチャレンジすらしたことがない奴の寝言なぞ興味がないのでスルーしておこう。
ところで先日、美容室ナインオクロック構想を掲げた。
自社アパレルショップよりこっちのほうが面白そうだしまだ成功しそうだから。
あとは、やっぱり美容師の雇用環境がどうしても気掛かりだ。
岩手(地方)の賃金は恐ろしく低いわけだけど、岩手(地方)の美容師業界はもっと低い。そして社保完備もしてないところも多く、完備してたとしても賃金が低いから手取りがもっと低い。
水準が20年前かよっ!!
とずっと東京にいた私はそう感じている。
よくこれで結婚し家族を養っているなと。昔ながらの経営者丸儲けシステムじゃねぇか。とくに老舗サロンな。
じゃあ業務委託サロンもあるわけだが、業務委託とはいえ実質的には正社員みたいに拘束され長時間労働で休みが少ない。手取りは他サロンより良いとはいえ、時給換算すれば厚遇とはいえない。
これまたブラックな仕事で、業務委託=個人事業主なので自己責任な働き方。
働き方の多様性は認めるが、独立する以外にはすでに所得が頭打ちのこの仕組みは、果たして美容師にとってよいのだろうかと考えている。
ブラック慣れしてしまっている美容師ばかりで、これではいつまで経っても社会的水準の低い恥ずかしい産業と感じている。人を美しくする素晴らしい仕事?まずは己のライフスタイルを美しくしやがれ!
だから私は店を売っぱらってやめたわけだが、美容室ナインオクロック構想を練ったとき、これら薄給と雇用環境改善も取り組みたいと考えてしまった。廃業したとき出来なかった心残りでもある。
しかし、過去のことを思い返してみると、こんな私がまた美容院オープンしてもいいのかと葛藤がある。前回よりうまくやれる自信はあるけれど、でも、サロン運営自体はちょっとセンスがない。教育も不得意。
だけどサロンオープンさせたい。
9o'clockを多角化しながら美容師雇用環境改善させたい。
だめかな?こんな自分よがりのオープンだなんてまた失敗するかな?
美容師の雇用環境改善っていったって、その前にお客様ありきだろ!
とはいえ、お客様を愛する真の美容師がいたとしても、その真の美容師さんが独立しても成功するとは限らない。
なので役割分担をしたい。
弊社の美容事業を完全に運営してくれるパートナー、およびナインオクロック共同代表としましょうか。アパレル事業もやりましょう!これから探そうと思っている。
独立願望のある方、なくてもサロン運営に興味がある方、また東北エリア進出を目論んでいるオーナー様も
興味のある方はメッセください。
プランはすでに用意してあります。まずはざっくばらんにお話ししましょう。
ナインオクロックは今が旬なんですw
見つからなければオープンは断念します。