先日、都道府県が設置するジョブカフェという若者の仕事・就職をサポートする施設から講演の依頼があった。
こういった依頼は大変にありがたいのだが今回はお断りをしてしまった。
だって起業家ワーキングプアでニートのような生活をしてるおいらが、仕事や労働について偉そうに話すことなんてないよ(>_<)
せいぜい底辺生活をしないために雇用環境が整った良い会社が見つかるといいですね~といえるぐらいだろう。
だから断った。ミスマッチな案件は辞退するよう私は自分自身を客観的に見ることができるんですww以前も久慈市の小中学校の講演依頼を断りました。子供苦手なのでw
もっとも、いわゆるスタートアップや起業家の大半はワーキングプアおよびフリーターに近いです。みんな建前上は言わないだろうけど大体そうです。
SNSキラキラ発信はハリボテ野郎ばかりでござい… おいらもその1人w
以下の図がおもしろい!
出典:http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090118#
起業家・フリーランスは自己抑制キャパシティが低い傾向があるでしょう。これをポジティブに捉えればいいですが、下手するとニート・フリーターと変わりありません。
で、起業しても稼げなかったらワーキングプアもセットになるから社会適用スキルがあったとしても発揮できなければそりゃもう底辺です。
そんな起業家ワーキングプアが「仕事」や「労働」を語る資格なし!なのです。
本人が勝手に頑張ってるだけなので最近の「起業」を礼賛する傾向は我ながらどうかと思っている。
だからしっかり地に足つけて就職されたほうがよいと思います。そのほうが中長期的なプランも立てやすいし家族などにも迷惑がかかりません。
昨今では、AIに仕事が奪われるぅ~とかいってサラリーマン悲観論が出回っていますが日本経済を支えているのはサラリーマンです。
就労人口は約6542万人だけど、自営業者の割合は約11%ほどだ。フリーランス達が新時代の日本経済を牽引するはずがないでしょう。
それに日本はデフレで需要不足・供給過多なんだから皆が独立してフリーランスになったら競合MAXで集団自殺ですよ。
だから「好きを仕事に」とかいってる奴らは細々とがんばってくれたまえ!
日本においては人手不足はしばらく続くわけだし、仮に起業なりしたいんだったらサラリーマンしながら副業から手始めにやるほうがいいでしょう。
また社内ベンチャー制度とかある会社ならリスク軽減して起業できます。会社のリソースや資金的バックアップが得られるなら自分だけでやるより活用したほうが賢いです。
ただし、
私がパソナグループにいた時、社内ベンチャー候補者はたくさん居たけど、マインドが起業家じゃなく事業開発部って感じでした。
己でリスクとらないからか、上司の承認を得られなかったら結局起業しない人もいたのでマインドセットは注意が必要です。
このように大体の人はリスクとらずチャレンジできないんだから、「自分が本当に情熱を傾けられることが見つかるまで、ウェイターか何かの仕事をするんだな。ウェイターだって大変な仕事なんだから。」と、これはみんな大好きスティーブ・ジョブズ氏の言葉だww
あっ講演するならこういう話をすればいいのかな?w
でもまだおいらは「仕事」や「労働」を語る資格なし!だと思っているので、もう少しおいらが成長したらぜひよろしくお願いいたします。