先日のブログ内にあった「投げっぱなしジャーマン」について
コンサルを名乗るならマネタイズは必須かなと。売上・収益が上がっていない参加者を量産しリピートさせ投げっぱなしジャーマンの無責任コンサルタントといえます。
投げっぱなしジャーマンとは、
ジャーマン・スープレックスという技が変化したものであり、その名の通りジャーマン・スープレックスの半エビ反り状態から投げっぱなすという危険極まりない必殺技です。
まずはジャーマン・スープレックスを見てみましょう。
クライアントの背中に回り込み、背後から腰に腕を回しクラッチ(手と手を組む)して抱え込みサポートをします。
コンサルタントはそのまま後ろに向かってエビぞりしながら様々な提言やアドバイスを投げる大技、それがジャーマン・スープレックスです。
クライアントは受け身が取れない状態なので、第三者目線からの指摘は頭から真っ逆さまにマットへ叩きつけられます。
助言は下手をすれば危険な方向へ行ってしまう可能性もあるため、美しく技を決めるためには柔軟性も必要とされるため難易度の高い技です。なのでコンサルタントは最後までクライアントをしっかりと3カウントまでホールドしてあげなければなりません。
では反対に、無責任コンサルタントの投げっぱなしジャーマンを見てみましょう。
こ、これは危険www
どのくらい危険か。名ばかりコンサルタントが真似してやろうとすれば、相手の首を粉砕してしまうほどに危険なのです。肝心なことをあえてせず、自分はいっさい働かないでほったらかしにする。「考え方」という技だけかけておいてあとは貴方次第ですとクライアントに丸投げするまさに投げっぱなしジャーマンです。
あとは自主練のみ、そして全ては自己責任!
いやいや自主練しろといったって、問題はわかっていても具体的な課題は何なのか?
そして現状とゴールまでの過程をつなぐ取り組みを一緒にしてくれないんじゃ投げっぱなしジャーマンの無責任コンサルタントではないか!
でコンサルタントは最終的にマインドセットの話になるんですよ、確かにそれも大事だがそれにしても投げっぱなしジャーマン過ぎやしないかい??
とはいえ、こちらとしても自己責任、依頼して丸投げではなく受け身を習得しておかなければならないのは言うまでもない。
投げっぱなしジャーマンは近年、数多くのコンサルタントに愛用されているが、本来のジャーマン・スープレックスにおける「美」と対比し、言ったもん勝ちのコンサルタント業界。きちんと最後まで美しいジャーマン・スープレックスを決められるコンサルタントは数少ない。
コンサルタントやアドバイザーと自称する人は今一度、自身の技であるジャーマン・スープレックスを見直すといい
しっかりホールドしてやれよ!
この技に限らず、安易なコンサルはクライアントにより重大な障害、果ては死亡フラグに繋がるということを肝に銘じておいてもらいたい。昨今のプロレス界、あっ間違えた!コンサルタント界でも問題になっている「危険技」の走りでもある。
しかしながらコンサルタントに限らず、経営者や管理職などが部下に対し、また教育者や子を持つ親などにも当てはまる事例なのではないだろうか。
そして私も何かの問題提起をする時なども、提起するだけではなくきちんと解決策や代替案を示しながら投げっぱなしジャーマンにならないように気をつけようと思う。
余談ではあるがこの画像はどっかのブランドのプリントTシャツのようだw
ナインオクロックと何かタッグ戦ができたらおもしろい試合となりそうだ。
ちなみにだが、私はプロレスには全くもって詳しくない。