2016年8月30日の夜にブログを書いていたのだが台風が結構すごかったので避難しようか考えはじめてた香取です。
いや事前にハザードマップを見ていたので住んでいるくまちゃんはうすはわりと大丈夫だなと思っていたのだが、あまりにもサイレンが鳴るからちょっと外へ様子を見にいったのである。
近所の橋なのだが川の水がギリギリであった。ここ以外の場所は氾濫しているという情報もあった。
しかしよくニュースで川の様子を見にいって巻き込まれたなんて話を聞くが、何でそんな時に見にいくねん!と思っていたが、いざ自分となると川の様子を見にいってしまったw
いや気になって気になってたまらないのだ。というのも地形も頭に入ってないから、どれくらいの水位でどこが氾濫するか全くわからないからだ。
ただ本音をいえば洪水等を体験したことがないからちょっとした好奇心はあった。念のためカッパを着ていき冠水したところがどれぐらいの深さかも試してしまった。
我が家は平気とはいえ徒歩5分ほど歩けば冠水エリアだった。しかしハザードマップによれば我が家も0.5m未満の浸水想定エリアでもあったのだ。
※我が家は右下の黄色エリア
岩手県久慈市は東日本大震災の被災地なので私は移住する時にハザードマップを確認していた。ただ気がついたのだが「洪水」と「津波」では被害が異なる。上図は洪水のハザードマップだが、下図は津波のハザードマップ。
今回の久慈駅周辺の中心地は、震災時はそこまで浸水はしていなかったと聞いた。なのでここまで冠水するとは思わなかったと言っていた人も何人かいた。
しかしハザードマップはすごい!夜が明け今日は中心街を回ったが大体がハザードマップ通りであった。
夜が明けた久慈川
長内川の真横の陸橋が水没
久慈駅の地下道が水没
だいたい午前10時過ぎには水が引けてきたが辺りは泥んこだらけ!
久慈の一部中心地は夕方でもまだ冠水
地下のテナントとかは24時間たっても水抜きが終わっていなかったようだ。
しかし停電もまだしている場所もあるというし、docomo以外は圏外だったりもするという。スマホが使えないなんてあり得ない!なので私はdocomoだしモバイルバッテリーは常に持っている(・∀・)
で、このような一連の画像をFacebookとTwitterでシェアした。ただ実をいうと投稿するかちょっとだけ悩んだ。
不謹慎だろ!という低レベルな話ではなく、全く被害ゼロの私であったとしても全国ニュースで久慈の様子が流れていれば、絶対に大丈夫?という心配の声があると想像できたからだ。まぁ場合によっては自分は無事だよと安否確認もするべきなのだろう。
ちなみにだが、うちの家族からは心配の連絡は全くないwおそらく千葉は台風はよく来るからだろうw
しかし東北地方は台風は少ないらしいよ!
ただ投稿してよかったと思った。なぜならたまたま投稿した写真が、Facebook友達の実家や近所が写っていたり、遠く離れた久慈出身者にもリアルな様子を届けられる可能性もあるからだ。
そしてもしもそれを見て、あっちはどう?とかあそこの写真はある?とか仮にメッセージをくれたなら私は可能な限り応えることもできただろう。
そして昨夜の川の様子も事前にTwitterで「久慈」と検索して色んな情報を得られた。
例えば近所の長内川だけは水位が下がるのが遅いと聞いた。上流に貯まった滝ダムを段階的に放流してるのが理由のようで、さらに午前1時46分頃は満潮となるからまだ要警戒という。これはTwitter以外では得られない情報だったかもしれない。
だから何かあった時は必ずその情報が欲しい人がいるはずなので、可能な限りどんどん発信するべきだな感じた。ハッシュタグなんて付けるとなおいいだろう。
なので今回のブログは、久慈の台風被害を検索する人のために書いてみた。
だから皆さまも被害や緊急時はどんどん発信しまくったほうがいい。
きっとその情報が誰か一人だけでもほしいという人がいると思う。