そういえば誰にも言っていなかったのだが実は4月に、人知れず引越し屋でバイトをしていた。
この業界はいわゆる体育会系である。久しぶりにちんちんにされたよ。
※サッカー用語?で「チンチンにする」ってあるんですよwソース不明ですがw
引越しのサカイでバイトをする香取氏w

いやしかしユニフォームがちょっとダサいw
なぜバイトをしたかというと単純に暇だったからである。暇だからバイトなんてナメた感じに思われるかもしれないが、移住も決まりそれまで東京でとくにやることもなかった。
だったら全くやったことがない仕事、むしろ個人的にやりたくない仕事を敢えてやってみようと思ったのが引越し屋である。
引越し屋をなぜやりたくない仕事かというと痩せ型の私は力がないからだ。荷物を運ぶのに私がお荷物となり得るだろう。引越し屋に限らず力仕事は私にはできないと考えていた。
そこで敢えて引越屋を経験してみようという勇気あるおっさんである。ちょうど4月は繁忙期のようだから10日間の短期バイトも歓迎してくれた。
しかしながらバイトをするなんていつぶりであろうか、仮にも私は元経営者の端くれである。引越しのサカイの先輩にも心配されたよ、
以前は何をしていたのか?なぜ仕事を辞めたのか?など聞かれることもあった。営業の仕事をしていました!といったが、32歳ともなり派遣バイトなんてしてる場合ではないだろうと。どうしようもないおっさんだと思われたに違いない。
能ある鷹は爪を隠すというだろうw
まぁ能もなければ爪すらない32歳独身ニートに変わりはないがなw
久しぶりに怒鳴られたよ、とくに悪いミスを犯したわけではないが、体育会系ノリなので基本的に口が悪い方が多い。
さっさと運べよ!
早くやれや!
おい、何やってんだよ!
年下から怒鳴られながら「はい!すいません!」と何回言ったことか、これほどちんちんにされたことは過去に一度もない。
大型家具をプルプルしながら持っていると「どけや!ワレェ!」と交代させられる。
しかしいくらちんちんにされようが、こんな経験したこともないし何のツラさもなかった。プライド?なにそれ?おいしいの?
まぁツライといえば三階建てアパートの階段往復である。基本的に3名バケツリレーのように行うので真ん中の私はひたすら階段ダッシュである。本がびっしり詰まったスーパー重い段ボールなど死にそうになる。ちんたらしてると怒鳴られるからなw
しかし彼らは口は悪いが引越しのプロフェッショナルだと感じた。印象に残った言葉として「おれらの仕事は1000回やって1000回同じ結果を出さなければいけない」という。
柔よく剛を制すというが、彼らは剛でもあり柔でもある。いっけん私のほうが繊細に荷物を扱いそうと思いきや、彼らのほうがどんな荷物でも丁重に扱う。
そしてそんな彼らは恐ろしくかっこいい!冒頭でユニフォームがダサいと言ったが、長年培った強靱な肉体であればユニフォームもかっこいい!ダサいのは私の着こなしである。
さっきまで怒鳴ってたくせに仕事が終わればフランクな良い人だ。職業上、移動飯となるのでコンビニ弁当をトラックで食べながら、外を歩いているボインのネェチャンを教えてくれる。
以前は美容院で働いてたこともあり全く違う業界だ。過去にサッカーをやっていたので体育会系ノリも嫌いじゃない、なんかこういうのいいなーと感じた。
いわゆる3K労働に近い仕事は私は絶対にやりたくないと思っていた。しかし前職の美容師か、引越屋の二択であれば私は間違いなく引越屋をやりたい。
偉そうに上から目線かもしれないが率直に感じたことを書いた。美容師はかっこいい!なんていいながら大して稼げない能天気な野郎も多いが、引越し屋の彼らは月40-50万以上は稼いでいる。
もちろん美容師でも誇りを持って稼いでいる人も多いだろう。私は前職ではプロ意識がなかったが、やはりどんな仕事も誇りを持ってやってる男はおそろしくかっこいい!
今さらながらそんなことに気づいたよ。
また、これから私は衣料品の通販を行うので物流業界とも密接な関係となる。引越し業務は搬送、梱包、積荷、積み替え、積み下ろしなど物流業務の全てが含まれている。
これらを経験できて本当によかったと思った。しかも10日間で15万円ほど稼げた。ここ最近はFXで楽して稼ごうとしていたが「働く」ということの大切さを忘れかけていたよ。
ただ引越屋の先輩にも株取引をやっている人がいたが、含み益200万円の建玉を持っていた。
完敗だ。これほどちんちんにされるとは思わなかった。
引越しのサカイの皆様10日間でしたが大変勉強になりました。ありがとうございました。お引越しならサカイ引越センター!
