国産Tシャツをつくるためには生地を仕入れなければならない。
私は衣料品を作ると決めた時にまず最初に向かった先は縫製工場であったが、縫製工場は「縫う」ことしかできないというから、生地は自分で用意しなければならないと聞いた。
では生地屋を紹介してくれと工場に頼んだが、工場は生地屋と取引もないのでよくわからんという。また、岩手県内にも生地商がないので生地屋から探すのが始まりとなった。
私はTシャツを作るにあたりすでに生地を決めていた。ただどんな生地かといえば素人だから言葉で説明することができない。さらっとした?感触で良い感じの生地としか言えない。
生地についてプロに相談したが、ぬめり感とか滑らかさとか言われてもよくわからなかった。風合いとか肉厚とかどんな生地やねんw先方も素人相手に大変そうであったよ、互いにどんな生地やねんwという感じであった。
しかし生地屋を何社かご紹介いただいたが、私が求めている生地があまり無かった。どうやらTシャツやカットソーにはあまりメインには使われない生地のようだから在庫も少ないようである。
それはおそらく高い生地だからそこらのTシャツにはあまり使用されないという意味である。チープなTシャツしか売ってないからね!デフレ不況によるコスト削減に収斂した結果といえよう!
ところでカットソーって何?wTシャツとの違いすらわからんw
そういえば通販とかでも生地の種類で天竺とかフライスとか書いてあるが、このあたりを理解している消費者はあまりいないのではないかと思うのである。
私はこれから勉強しなければならないだろうが、消費者にとっては生地の詳細等にあまり興味を持つ人は多くないのではないだろうか。
服を買う消費行動においては、直感で触覚的または視覚的に欲しいか欲しくないかだけであり、価格が決め手となるただそれだけのことだろう。
服屋の店員に「こちらは最高級の○○コットンを使用しています」なんて言われても、欲しくなかったらどうでもいい情報である。
たださっきも言ったとおり9o'clockの「くじT」は、そこらのTシャツごときにはあまり使用されない高い上質な生地を採用する。まぁ私が求めている生地(綿100%)がたまたま上質で高かっただけだが、ついに見つかったんだ。
あまりTシャツでは市場には出回っていない生地とも言えるので、こんな良さげな生地を触ったことがない人も多いと思うよʅ( 🔘౪🔘 ) ʃ
1,000円~19,000円の20種類以上の無地Tを買ってきた私が言うのだから間違いない素材だ。
まぁ好みもあるし、ファストファッションに満足している方などは特にここまで求めていないといえるかもしれない。
しかし9o'clockは少なくとも上質な素材である裏付けは保証したい。さらに国産衣料品という縫製技術による堅牢性も保証しよう。
9オクロックと提携する縫製工場はグンゼの指定工場なので肌着においては日本トップクラスの技術力がある工場といえる。
実は久慈地域には色んな有名ブランドの工場がたくさんあることを地元住民ですら知らない。
ただ悲しいかな、それを知ったところで都内の百貨店でしか買えない。何より高額ブランドだから我々一般人は中々買えないし買わない。
だったらユニクロやしまむらで買うことになるわけだ。
だから私はベーシック衣料品ブランドの9o'clockを久慈で立ち上げるのである。
ひとまず生地を8反仕入れてみたら意外とデカ過ぎた件w
反(たん)って何だよwしかし玄関が足の踏み場もなくなったがちょっと頼み過ぎたかなwww