どうも香取です。
私はこれから岩手県久慈市に移住して起業する予定である。
そういえばなぜ岩手県久慈市かというと、あまり知られていないことが国内有数の繊維・縫製工業が集積した街と知ったからだ。
しかしこれから服を作って売りまくるビジネスをしたいと考えたら、海外生産で低コストで作ったほうがいいじゃねーか!と思いますよねw
ただ最初からそんなたくさん売れるわけじゃないからいきなり大量生産なんてできるわけがない。だから小ロットなら国内生産のほうが手間もかからないしコストもそこまで変わらないと考えた。
それに海外生産で大量生産するなら、それこそユニクロやファストファッションでいいじゃねーかwと思うわけであります。そして低コストで低価格衣料品を売りたいわけではない。
何より私はどうしても国内製造にこだわっている。そうでなければやる意味さえないと考えているし、国内製造でなければ成功しないとさえ思っている。
なのでどうしても繊維・縫製工業が集積した場所で生産したかった。
しかし色々と調べていても日本国内に繊維・縫製産業が有名な地域というのはあまり出てこなかった。ましてや業界にも詳しくないし一般消費者からしてもよくわからないだろう。
ざっと思いつくところだと倉敷市のデニムの街ぐらいだろうか?あと日暮里の生地の街もそこそこ有名なようだ。
あとは今治タオルとか気仙沼ニット、最近だと水沢ダウンとかも聞いたことがある。
ただこれらは繊維・縫製の街というよりどちらかといえば、いわゆる「地域ブランド」という印象がある。
私は将来、工場を買って作って売りたいビジネスがしたいので、「地域ブランド」に特化した感じとはまた少し違うような気がしている。
そんな中、去年5月に一般社団法人「北いわてアパレル産業振興会」が発足したということを耳にした。
岩手県をMade in Japanの衣料品の重要拠点とするべく既存企業の底上げに取り組みながら、産地振興を掲げているようである。
そして文化学園と岩手県は連携協定を締結したとか。
そこで私の座右の銘である、
乗るしかない、このビッグウェーブに!
ということで、前職パソナでの東北関連のご縁もあり岩手県久慈市に向かったのでありました。
この社団法人が国内屈指の「縫製の街」として発信するというから、私が思い描いてることとうまく合致していくことになれれば、双方にとって面白いことができるのではないかと勝手に考えています。
ただそれでも国内の繊維産業は、グローバル化や経済の変遷により、国内でわざわざ製造する理由も特別ないともいえてしまう。
とくに衣料品においては国産だからといって安心・安全といった差別化はできないでしょう。
このあたりは第三者目線ではっきり言えば、日本製は高技術だといわれたとしても私たち消費者は全くよくわからないしそんなのあまり関係ないかもしれないw中国産となにが違うのか、
ともなれば国産衣料品という付加価値だけではあまり魅力もないw
だから国内製造する理由づけや背景が必要だと考えております。
国内製造をする理由とは?!