香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

ハンデキャップの差を埋める、流通戦略においての接近戦

どうもナインオクロックの香取です。
 
昨日アップした生地8反だが、1反で約60枚のTシャツができるという。なので480枚分を手始めに仕入れてみた。
 
 
はっきり言おう、売上目標はない。
 
 
だってどれぐらい売れるかわからんからなwただ少なくともいつかは売り切れると思っている。それは1ヶ月かもしれないし半年かもしれないし1年かもしれない。
 

 

いきなり爆益を目指しているわけではないし売り込みや過度な販促はしない。ビジネスとしてどうなんだ?と思うかもしれないが、短期的な利益を求めることだけが全てではない。
 
とくに地方経済は、四半期ごとに利益追求される株主のための株式資本主義の概念は薄い。せっかく移住するんだから楽しみながらじっくりと、ベーシックブランドの9o'clockを知ってもらおうと思っている。
 
かといって情緒的に花畑ビジネスをやろうとしているわけではないが、王道の販促やマーケティングとやらをやったところで皆売れてないじゃんw
 
 
まずは本当に買いたいと思った方、こんな無地Tシャツが欲しかったんだと思ってくれた方に向けて販売したい。もう1枚欲しい、違う色も欲しいと、きっと気に入ってくれることだろう。
 
 
生地も翌日で仕入れることが可能で、縫製工場との関係性も深いから、例えば合間に10枚縫って❤もスケジュールにもよるが可能だw
 
最短3日の生産体制という融通がききやすいし何より9o'clockの本社「くまちゃんはうす」も工場と近いから連携もとりやすい。在庫切れが起きても消費者に最短4日でお届けが可能となる。これぞ国内SPAだ!
 
まぁ在庫切れまで売れるといいが、これも「9オクロックハンド作戦」のひとつである流通戦略においての接近戦である。これで流通のハンディキャップの差は比較的埋められるだろう。
 

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とはいえ問題は物流である。時間やお金を考えると正直、岩手県より首都圏からのほうが効率的に配送ができる。まぁAmazonほどの利便性は求められていないだろうが、梱包や配送など含め物流は素人だからあまりよくわからない。
 
 
生地8反を先ほど、久慈市の縫製工場へ送った。
 

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こんなデカ過ぎると送料が高そうなので見積もりを出してもらったが、
 
佐川急便だと個別の容積換算で1反約3,200円だったので×8反=25,600円であった。まぁこんなもんかと思ったが、
 
しかしヤマト運輸だと、8反まるごとの容積換算するので全部で5,800円で済んだ。
 
 
何だこの差はw
と物流をはじめ企画→配送まで色々と覚えること、やることがあるのでこれから楽しくなりそうである。
 
さらにECサイトも運営しなければならないから、やっと忙しくなれそうだ。ずっと無職で暇だったからなw
 
 
でも売れなかったらまた暇になるwでもそれなら移住した久慈市を散策する時間が増えるから、販路においてのゲリラ戦の立案・実行をするまでである。