9o'clock香取正博のブログ

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消費税増税はあり得ない!確定申告をして改めて思った

今日は税務署にいってきた。

 
前年度は廃業をしたが、去年3月までの売上高があったことと会社員の給与所得もあるため合算した確定申告をしてきた。
 
 
そして今まで消費税の課税事業者であったため、廃業したとしても前年度の消費税を納税しなければならない。たとえ赤字決算をしたとしても消費税は絶対に納めなければならないのだ。
 
これは事業主にとって消費税納税は意外と辛いのだ。無職である私はもっと辛い。売上好調だとしてもたとえ現金がタンマリあったとしてもなんだか精神的にツラいw
 
 
お客さんから消費税を上乗せして料金をもらうわけだが、それを1年間預り金として残しておかなければならない。(厳密には中間申告で分納)
 
そして預かった消費税1年分を4月にいっきに払わないといけないため、これにより一撃でキャッシュが無くなるのがなんだか精神的にちょっと嫌だwf:id:katorimasahiro:20160301175450j:plain
もちろん国税なので支払う義務はあるが、絶対に支払う義務があるからこそ、資金ショートにより消費税が払えず黒字倒産なんてよくある話なのである。消費税納税のために銀行から借入する例も多いのだ。
 
だって資金繰りのタイミングにより預り金を使わざるを得ない時もあるんだよ!ねぇ社長さん?w
 
 
これがさらに10%に増税ともなれば消費者にとっても痛手であるが、実は消費者以上に事業者のほうが増税はもっと痛手なのである。
 
というのも、さらに+2%の増税となれば、前年度8%の消費税納税額と比べると、実質的に1.25倍も多く納税しなければならなくなる。
 
 
単純に計算すると、
 
消費税8%の年間売上高  
1080万(税込)
 
消費税10%の年間売上高
1100万円(税込)
 
 
前年比の売上高が同じとすると、1.25倍の20万円も多く納税しなければならないのでその分、会社の現金が消えてしまう。
 
 
そしてこれを
 
消費税5%の年間売上高
1050万円(税込)
 
と比べれば、2倍ともなる50万円も多く納税しなければならないことになる。
 
 
このぐらいいいじゃないかと思うなかれw年商1億円としたら5%時代と比べると500万円もの大金が1年間で消えてしまうのだ。
 
 
そして注意しなければならないのは、経営する上で3年5年10年と長いスパンで考えるととんでもない大金が消えてしまう。
 
たかだか数%だとか、単年度だけを見たどんぶり勘定では本質が見えないのである。資金繰りがどれほど大変なことか!
 
 
これが増税分を100%価格転嫁できればいいのだが、それでも前年比+2%の売上高を維持し続けることがどれほど大変なことか!
 
とくにデフレ不況ともなれば、多くの事業者はなかなか価格転嫁をするのは厳しいものがあるだろう。
 
 
価格転嫁できたとしても、結局は消費者であるお客さんも損するわけであり、しぶしふ受け入れざるを得なくなる。そして何よりあなたのそのお客さんはきっと「どこか」で節約している可能性だってあるわけだ。
 
 
よって、こんなデフレ不況に消費税増税など断じて許されるべきではないのである。
 
 
と、確定申告をして改めて思うのであった。