こんにちわ香取です!今日は原宿にいます!
先日とあるセミナーにいってきたのだが、最近話題となりつつある害獣を活用した革を製造するという話である。
害獣は野生のシカやイノシシなどで、繁殖しすぎたり生態系に影響をもたらしたり、そして農業被害が年間約200億円ほどとかなり深刻な問題らしい。
それを狩猟師が駆除しているのだが破棄するだけだった捨てていた獣皮を活用し、皮をなめして革にするというプロジェクトである。
地方で穫ったものを革業者が革にしまた地方にお返しするようだが、そのままあらゆるものに商品化し販売したいという。
革について無知な私だが、勝手な視点で主催者の話で印象的だったのは、地域産業の中でプロジェクトを進めていきたいので、中間業者と流通業者をなるべく介したくないという。
それだとマージンが発生してしまい狩猟師をはじめとする地域への恩恵が少なくなってしまうから、なるべく地域産地で発信したいそうだ。
経産省なども支援してくれるそうなのでこれから賛同者を集めてプロジェクトを進めていくという。
これはビジネスでもあるが、地域活性化が名目でもあるから私は賛同している。
疲弊した地方や地域を活性化するのに、その地域の需要と雇用を奪ってしまいそうな行き過ぎる市場原理主義を持ち込むのは反対である。
このあたりは現在勤めている会社の地域活性化事業がまさにそうなのだが、大義名分は素晴らしくてもやっていることは疲弊した地域に資本力で競争を仕掛けているという見方もできる。
現在このあたりを社内で隠密に調査しているw
しかし利益を出すことが大前提であるから色々なアイデアやほどよい競争は大事である。なので利益至上主義じゃない純粋な流通業者などは賛同者として集めたいらしい。
そこでひとつのアイデアとしておっしゃっていたのだが、例えばその害獣の革を、稀少な「革手袋」にして1個3万円で販売するというアイデアがあった。
高けーと思ったw
このあたりも様々な産業に対してずっと違和感がある。
伝統工芸品もそうだが、デフレで所得の下がってしまった多くの国民は買いたくても買えないのである。
日本人の買えないメイドインジャバンw
そうなると買いたいとも思わなくなるw
まだプロジェクトは始まる前の段階なのでなんともいえないし、ひとつの案をただ紹介してくれただけなので、これから期待していますし私もなにかできたらなといいなと思います!
動物愛護団体からも応援をいただいてるようだし、きちんと動物供養もされている墨田区にある山口産業株式会社の発起人の山口社長。
0だったものが1になる新たな需要が創出されるプロジェクト!
まだホームページもできていないが今後注目であります!