香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

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セミオーダー世界最短2日納期のカラクリ!?というか最初はこれでいきます

無地Tシャツブランドのナインオクロックはこれからセミオーダーサービスを開始します。

それを世界最短2日でお届けできるように挑戦します。

 

国産にこだわる弊社としての最大のメリットはリードタイム短縮にあります。

 

たまに国産のメリットとして、高技術や伝統だとか「ものづくり」などと唱える方もいますが、それはメリットではなくあくまで「前提」と「裏付け」に過ぎません。

昨今では海外のほうがレベルも高い!

もちろんプロモーションにおいて多少は有効ですが、国産を扱う私としてはそこを履き違えないように気をつけています。

 

さてリードタイムとは、発注から納品までに要する時間です。これを超短縮できれば海外製品に打ち勝てる唯一の強みだと思っています。

実際に縫製工場へ行き相談していますが、生産・流通の現場で、工程に着手してから全ての工程が完成→発送→到着まで2日間でいけることが物理的には可能だとわかりました。(ただうちは東北なので、兵庫県より西側は3日間を要します)

これをまずはTシャツというアイテムからシステム化できるように取り組みます。

 

しかしながら縫製工場というのは「工場」なので、大量生産を前提とした設備になっています(ライン生産方式)

一人で裁断し手縫いまでするそんな非効率なことはしてません。

なのでいきなりセミオーダーの多品種・小量生産型(セル生産方式)には切り替えられません。

ということでサービス開始当初は、こちらの納期に設定させていただきます。
f:id:katorimasahiro:20180506103455j:image・15日〆、当月17日~末日発送

・月末〆、翌月2日~15日発送

 

このように15日間に1回転とします。

 

受注を15日に〆て、16日~末日の間のどこかで工場の生産ラインに組み込んでもらいます。

15日に注文した方は、工場の生産スケジュール次第でうまくいけば16日にTシャツが生産され、すぐに発送!17日に届きます!

と世界最短2日納期は、セコいやり方でまずは取り組んで参ります(笑)

 

なので4月1日に注文した方は最短で4月17日、最長で4月30日という事になると思います。すべては工場次第(笑)

 

でもこれは本当に仕方がない。これまで大量生産時代だったから今は過渡期なんです。

 

セミオーダーは需要があるかどうかわからないけど、受注枚数が増えていけば15日1回転から1週間1回転に。そして5日、3日、1日と少しずつリードタイムを超短縮していく予定です。

そこまでくればローコスト化することが可能で、1枚3,000円以下を実現するのも容易いでしょう。

そうなれば海外生産のメリットも低くなるけど、グローバリストは息してる?

 

そしてオートメイションへと設備投資しシステム化できれば、アパレル不労所得システムの完成!寝ているだけで大儲けだ!

 

いずれこのシステムを発展途上国へ無償提供。劣悪な環境での安価な労働からオサラバ!ファストファッション時代が終焉することでしょう。

大量に安く作れなきゃ売れないこれがユニクロの倒し方。

根本から徹底的に絶やせば意外と脆い。これが分業制の弱点であり、かつての国内産業も海外移転により根絶させられたのだ。

 

と、ファンタジーはここまでにして、

まもなくセミオーダー時代の幕開けとなるのか?

売れるかどうかわからんが試す価値は充分にあるでしょう