2016年も明日で終わりですがとくにこれといって普段と変わらない日常の香取です。
むしろ世間が正月休みなので色々と動きづらいのが何だかやるせない感じがします。それはGWやお盆休みも同じ。
ゆっくり休めるといったって毎日がある意味で自由でとくにストレスもない。また愛犬のぼー太郎さんとしかいないからある意味で孤独だからゆっくり過ごすまでもない。
移住しナインオクロックがスタートしてから半年、振り返ってみるとやっぱりまだまだ物足りなさがあって満たされない。
それはスタートしたばかりとはいえ安定的に右肩上がりに業績が伸びないことももちろんだが、新聞メディアにも予想以上に取り上げてはもらったがまだまだ足りない。
無いよりは良かったじゃないか。たしかにそう思うが、現に実需に結びついていなく、何となくの期待感だけであった。
もっと欲しい。私は上昇志向が強く自己顕示欲にまみれている。だから「現状に感謝し満足しよう」とか「足るを知る者は富む」とかいうのはその通りだが、それを素直にそのまま受け入れてしまうと上昇志向が阻害される気がするのを恐れている。
前職での独立の時もそう、2店舗目を出した時もそう、事業譲渡した時も全て第一優先は自分で、虚栄心を具現化するためにおこなったアクションといえる何とも利己的な人間である。
移住して起業も全ては我欲のため。
仮に前職でそこそこ食べていける人生を歩めたとしても自我に満足することができないまま終わるなんて御免であった。
変な話、普通のサロンオーナーでは新聞メディアに掲載なんて余程のことがない限り難しいだろう。
とはいえ目的はメディアに載ることではなくそれは我欲を満たすための手段である。つまりは全ては自分自身が見据える成功のためだけにやっている。
しかし俯瞰してみると、どんな政治家や経営者も、様々な指導者やコンサルタントも、立派な事や綺麗事を言っても心の根にあるのは全て自我です。きっかけは全て我欲なんです。
それなしじゃやっていけませんし、やろうとすら思いません。必ず自己実現したいものがあるはずです。その経過として他者に感謝し、結果として周りを幸せにしようとかいうんです。
しかしながらそんな私にでも、ナインオクロックを応援してくれる人がたくさんいるなと感じられた2016年でした。
先ほど言った新聞各社もそう、岩手の主要新聞社のほとんどが取り上げてくれました。逆に何でここまで?と思ってしまったりもした。
また、クラウドファンディングでは応援してくれてるというのがより感じられた。たくさんの人からご支援いただき、シェアなど色んな形で多くの方がご協力してくれました。
久慈に移り住んでからも行政や地元の方々もたくさん知り合い、またSNSを介し全国の知り合いからも応援してくれてるというのがより身近に感じられました。
と珍しく?まじめなブログですが、我欲のためだけにやっていたといえるのに、こんなおいらにたくさんの方々から色々と与えてもらえた年でした。
まだまだなにもやっておらず移住して起業しただけです。それに皆さんTシャツなんて別にそこまで欲しくない。でもたくさん応援してくださいました。
ハネムーン期間は今年で終了です。
来年こそ真価が問われる。
フンドシを締めなおそう。
そして来年以降は逆にこちらから与えられるような人間、また会社になれるように頑張りたいと思います。
今年は大変お世話になりました。
ありがとうございました。
またブログを読んでくれてる方いつもありがとうございます。
ナインオクロック 香取正博