香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

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ブランド価値とは何だろう?タグ無しのTシャツが実店舗で10日で50枚以上売れた

当初9o'clockは通販のみでしばらくはいくと考えていたが、色んな事情も合わさりセレクトショップに卸し販売をすることになった。

 
 
せっかく久慈産、岩手産のTシャツだから、とくに岩手県内では多くの人に手に取ってみてほしいと思い、予定よりも早く実店舗販売をすることになったので今後の戦略も少し変えていこうと思う。
 

 

取り扱い店はこちら
 
久慈のセレクトショップ NATALIE SELECTION
 


 

盛岡のセレクトショップ 333【trio】

 


 

9o'clock オンラインストア 

 

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とはいえインターネット販売も軸としていかなければならない。なぜならば卸売を前提とした上代設定ではないから、卸売をメインとすると販売枚数を相当増やさないとやっていけなくなるからだw
 
しかし購入者様からすればどこで買っても同じだから、そこにとやかく言うつもりはない。手に取れる実店舗のほうが品定めしやすいだろうし、実店舗の良さ、ネット販売の良さはそれぞれあるだろう。
 
 
ただまだ在庫を多く抱えられないので卸販売は岩手県以外ではちょっと厳しい。以前、他県から何件かお問い合わせいただけたのだが、その時はまだ卸販売は全く考えてなかったからすぐに断ってしまった。
 
 
その時の説明としては、
 
当ブランドは卸価格を一切設定いたしておりません。ただブランドタグを付けておりませんので、いわゆるダブルネームとしての再販などはしていただいても構いません。
 
ということであった。
 
 
これは実は今でもそうなのだが、むしろ上記であれば大歓迎したいぐらいである。
 
 
ただそうすると消費者にとっては損をしてしまう可能性がある。同じモノを再販というだけで高値で掴まされるからだ。
 
 
しかしこのTシャツに例えば「ユナイテッドアローズ」というタグが付いた再販となれば、ブランド価値が高まるから消費者は損はしないのだろうか?
 
 
ナイクロのTシャツだけどユナイテッドアローズを持っているということになる。
 
 
このあたりのブランド価値が私個人としてはよくわからない。それは私がブランドにあまり興味が無いからだけかもしれないが、ユナイテッドアローズに限らず「ブランドタグ」だけで市場価値が高まるというのは少し疑問である。 
 
 
そういう意味でも9o'clockのTシャツはブランドタグをあえて付けなかった。かゆいしw 
 
だけどサイズ表記がわかりづらいとかもあるだろうから今後何かしら改善したいとは思っている。
 
 
しかしながら、再販により市場価値が高まるのか?と疑問に思いながらも、もしもユナイテッドアローズが再販としてウチからバンバン買ってくれれば私はすごく喜んでしまうw
 
 
ただブランド価値を求めていない方もいるだろうから、こちらはこちらで同時に今の販売価格で売ることにはなるだろう。これを御法度とする商慣習もあるのか?正直よく知らない。
 
 
となればダブルネーム、再販というのは現実的では無いのかもしれない。
 
 
 
以前お問い合わせいただいた方々、その時は断ったくせに卸販売をし始めてすみません。
 
こちらに余裕が出てきたらいつかお願いします(笑)
 
 
 
まずはメイドイン久慈なので岩手県から広めていきたいと思います。そしていずれは全国に広めたいと思います。
 
 
それまでナインオクロックは息してるかな?
 
 
しかしながらブランドってなんだろう?
 
 
久慈のショップに卸してあるナタリーセレクションでは、販売開始から10日が経ったが9o'clockのTシャツが50枚以上売れた。
 
これが多いか少ないかわからないが、失礼を承知で決して大きなショップではないが、少なくとも「ブランド」や「タグ」だけで売れたわけではないと考えられる。
 
それか販売スタッフがかなりのやり手なのかwありがとうございます!
 
 
9o'clockの価値とはまだ明確にはわからないが、少しずつ9o'clockを広めていきたいと思うのであります。