そういえばナイクロの美しい無地TはクルーネックとVネックの2型である。
実際にどちらが人気なのかはまだわからないが、Vネックといえばどこかいやらしさを感じるとか、いわゆるお兄系のイメージをしやすいからあまり着たくないという人も少なくない。
女性であればそんなこともないのだろうが、しかしながらナイクロのVネックはそこまででネックを深くしていない。
胸囲94センチのナインオクロックさんはかっこいいVネックTシャツのMサイズを着用。
クルーネックもそうだが、鎖骨が少し見えるちょうどいい深さにしてある。もちろん好みもあるだろうが、首が詰まるとスタイリッシュさが弱く、Vが深すぎるといやらしさをどこか感じてしまう。
よく言えばセクシーさともいえるが、レディースであれば大歓迎の男性諸君も多いことだろう。そんな男性諸君のためにも、いずれネックの浅い・深いバージョンを展開したいと考えている。
しかしなぜVネックはいやらしさを感じてしまいやすいのか、それは深さはもちろんVラインの鋭利さであると判断した。下画像をご覧いただきたい
好みもあるが、真ん中のH&Mはとても鋭利なVラインなのでこれが少しいやらしさを演出してしまいやすい。それに比べ上のナイクロは緩やかなVライン。
さらに下のユニクロは少し首が詰まっておりTHEスタンダードTシャツであるが、どこか幼さを感じる、または肌着感がでてしまいやすいのではないかと考えたのである。
如何に無地Tでもスタイリッシュに魅せるかがナイクロのコンセプトだ。このゲジゲジしたネックがどうしてもスタイリッシュさを演出できない。もちろん好みではあるが、Tシャツがジャケットにも合わない肌着感がでやすいと考えていた。
セクシーさがある鋭利なVライン、これも好きな人は好きだろう。ただ洗っていくうちに型が崩れやすくヨレが出てくると少し清潔感にかける。
ナイクロの緩やかなVネックライン!まじかっこいいw
衿の太さもこのぐらいが絶妙!太いとカジュアルさが出やすい、細いとスマート過ぎる、そう判断した。
このあたりのネックのデザインのバリエーションもいずれ展開をしていきたいとも考えている。
そしてこの絶妙な衿幅、ネックラインを久慈クオリティで両サイドアタックでガッチリ縫製した。
美しい!これで衿がベロンベロンになることもないだろう。これが太いとベロンとなりやすい、細いと硬すぎ、まさに絶妙!
他ブランドのTシャツを否定しているわけではなく今回わかりやすく比較してみた。価格やシチュエーション、好みによりそれぞれに役割が違う衣料品である。
そもそもナイクロのTシャツがほしいと考える人はそこそこにTシャツが好きな層、こだわりがある方だと思っている。けっして安い金額ではないからだ。
Tシャツが好きではないとしても、今までTシャツに関心がなかった方も、「何か」いいな!と感じさせる。たかだか消耗品のTシャツにそういった提案をするのもアパレルブランドの役目なのではないか、
そんなベーシックブランドは無いと思うがいかがだろうか?
美容系で言えばお客さんのためにもっと良いシャンプーや化粧品を勧めるようなものだ。生活衣料品においてももっと良いものを勧めたい。
無地Tといえば「くじT」
これからしっかりと主要商品をつくるためブランディングをしていこう!
ロジックではなく「何か」良い!と必ず気に入ってくれるはず!
明日、6月6日午後9時ECサイトオープンです!