Facebookというのは、ときに残酷である。
花見云々など気にもしていなかったことが、強制的にシェアされてしまうからだ。
いや何も桜を否定するわけではない。桜はとても綺麗で美しく、我々日本人の心ともいえる。
そして花見を楽しむリア充どもを忌避するとかそんな低レベルな話ではない。
ただたんに私が花見とやらをこれまでの人生でやったことかないからこう言っているのである。
皆さんは花見とやらをやったことがあるだろうか?おそらく花見をやったことがない人は少数派だろう。
いったい花見とやらはどのような仕組みなのだろうか?花見とやらをやったことがないのでいまいち花見の仕組みがよくわからない。
場所取りをするとかもよく聞くが、良い場所ほどケムシが落ちてこないだろうか?また木に近ければ近いほど、木の根がボコボコしていてお尻がやられたりしないだろうか?そんなことが前々から気になっていた。
あとはゴザを敷いたところでいったい誰が集まってくれるのだろうか?
仮に私が来週の土曜日にゴザを敷いたところで、誰一人としてくることはないだろう。
よって一人でゴザの上でコンビニで買った缶ビールを飲んで終わることが目に見えている。だったら公園のベンチでいつも通り缶ビールを飲んでいたほうがマシといえる。
皆はどのように集客しているのだろうか?なぜあんなに花見とやらに人が集まってくるのか不思議でならない。
知らない人同士で酒を飲んでいるのか?それならあまり面白くなそうだが、会社やサークル、友達などが集まってるのだろうか?
しかし私は無職だから会社の人なんて誰一人としていないし、サークルとやらも入っていない。さらに友達もいないので、花見とやらに誘われたことすらない。もうこれは花見とやらに参加する資格すらないといえる。
ともなれば私が花見をするには集客するしかない。花見にもマーケティング力が必要なのだろうか。
ただ私が集客しようものなら、ホットペッパーに掲載するしか手段が思いつかない。しかし高額な掲載料は私には払えない。費用対効果のリスクも高すぎるわけだ。花見とやらはなかなかのハイリスクノーリターンである。
いっそのこと「集客」の手伝いをしているというコンサルタントにでもお願いしてみようか。そういったコンサルタントは自らの花見もおそらく大盛況なのであろう。
あっそういえば一瞬だけ花見をしたことがあるのを思いだした!
たしか場所取りをぼー太郎さんにお願いしたんだ!
数年前に従業員と一瞬だけ花見をしたのだが、極寒過ぎて数十分で退散したと記憶している。
ただ現在は働く従業員が誰一人としていない。花見は寒さとの戦いでもあるが、孤独との戦いでもありそうだ。
今後も私が花見をすることはないだろう。
まぁせいぜい花見とやらを楽しむがよいw