こんにちは、Tシャツのストラテジスト香取です。
私はTシャツブランドを運営しているのだが、けっしてお洋服が大好きだったからアパレルビジネスをやっているのではない。
服を売って売って売りまくれば大儲けできそうだと思ったからだ。
現に、ユニクロ柳井正の総資産額は200億ドル以上(約2兆4270億円)にもなる。
人間は裸で生活をしてるわけじゃないのでこんなデカいマーケットはない。そこでまずは誰もが着るであろう無地Tシャツブランドをつくったわけだ。
商品は無地Tだけなの?うぷぷぷw
と、これまで多くの変態ファッショニスタ達に笑われた。
あれだけ「ファストファッションは社会悪」と叫んでいたくせに、無地Tならユニクロでいいじゃんといった批判である。
しかし、彼らのような前衛的な服を高値で売りつける商売のほうが私は難しいと思っている。アパレル未経験の私にはそのセンスも、勇気さえもないだろう。
とはいえ、ひとりSPA(製造小売)を原価率50%でやって卸売もやってみたが、こりゃ物量を増やさなければ大儲けできないとわかった。
仕入ー製造ー販売の回転率を上げなければTシャツが売れてもキャッシュがあまり残らない。
一応、起業前にキャッシュフロー計画書をつくったが予測どおり。だが赤字にはならないからノリでスタートしてしまった何がTシャツのストラテジストだww
移住して地場産業でブランド立ち上げ起業!地方創生に乗るしかない、このビッグウェーブに!でネット・新聞・テレビでプロモーション!←ここまでは成功!
人生博打打ち!
一撃1万枚を売り逃げドロン🏃
Tシャツ1枚3,780円×10,000枚=37,800,000円
×原価率50%=粗利益18,900,000円
純利益は約1800万円=おいらの取り分!掴めアパレルドリーム!
と考えていたが世の中そんなに甘くはないww
それなりの事業計画はあったが、目まぐるしい世の中なので計画なんざとっくに破綻している。
変化に対応できない者は生き残れないとダーウィンが言ったが、そこで構想していたオーダーメイドTシャツを急遽ローンチしたが(←ローンチって何だかイラっとするよねw)しかし業界こぞってオーダーメイドがブームになってしまった変化の速さよ。
まぁそもそもアパレルビジネスなんて参入障壁も低く再現性が高いわけでして、斜陽産業へ飛び込むビジネスセンスを疑われるだろうw
しかし9o'clockはブランドとして強みがあると思っているので、これから都内百貨店との取り組みも含め2つのプロジェクトが動きそうなので来春に向け始動中でございます。
まぁ要するに冬はTシャツが売れないってことですw