どうも。Tシャツのストラテジスト、香取です。
ナインオクロック株式会社の決算が終了しました!
↑これなんか景気いい感じですねw
桃鉄の決算はわくわくしましたが、しかし実際は現実的な数値を突き付けられるのだ…
とはいえ、おかげ様で二期目も黒字!
昨日は久慈税務署へ行き税務申告をしてきました。法人税・法人住民税・法人事業税を雀の涙ほどですが納めてきました。
当社の決算は6月なのですが、
税務申告は2ヶ月以内と決まっており8月迄でしたが、自分で決算をしてるので不備があり少々遅れてしまいました汗。
今期のポイントとしては期末在庫の50%削減ができました。
オーダーメイド受注生産に切り替えるため、大量生産をしなかったので春夏と在庫消化できました。パーカーもクラファンで需要予測が立てられたので過剰在庫とならず、もうすぐ無くなりそうです。
ZIP PARKER | 無地Tシャツブランド9o'clock(ナインオクロック)
在庫の内訳はというと半袖・長袖Tシャツ、パーカー、生地だけだが、在庫だけでも100万円以上(最終仕入原価法)もあったからコストカッターとして在庫をもっと圧縮させていきます。
しかし経理というのは仕訳により綺麗に見せたりできるもんです。粉飾はしていないが、勘定合って銭足らず・・・
帳簿の計算は合うのだが現金が足りない。
理論と実際とが一致しないまるで人生のようだ。これは中小零細のよくある悩みである。このどんぶり野郎!
しかしナインオクロックは固定費も少なく債務もないのでほぼ赤字になりません。私が散財しなければ9o'clockは永久不滅なのです。
ただ裏を返せばその分どこかでリスクを取らなきゃ急成長はできないでしょう。
このまま低空飛行してても面白くないが、今はまだリスク取るほどの事もないので色々と仕掛けていかねばなりません。
やってみて思いましたが国産品って難しいですね。高価格化せざるを得ないのを痛切に感じています。
じゃあ売りやすくするため販売価格を下げると原価率50%となりますが、これは消化率・回転率を高く維持してないと売れても全然キャッシュが貯まりません。
では物量を増やすと在庫負担リスクが増すし、すると消化率が下がり結局儲からない。
製造小売のアパレルは難しいですねぇ。利益追求するなら東南アジアでTシャツを製造したいです。でもそうすれば久慈9o'clockではなくなるので、これは強みでもあったが弱みでもある。
予定では、アベノミクスで日本経済がデフレから脱却し、円安に傾き、コストプッシュインフレにより物価上昇からユニクロ買う意味ないからナイクロを買おうとなるだろうと思っていたが一向に日本経済は好転しないw
おっと。こんなこと言うと売上が上がらないのを「天気のせい」にするアパレル経営者と同じになってしまうから控えておこうw
外的要因よりも自社の問題点をしっかりと見つめ直せと思いながら、3期目を頑張ろうと思います。