私はこれといって特に趣味がない。
映画や海外ドラマは観てる時間が勿体ないと感じるし、内容がつまらなかったら時間のムダであり、そもそもフィクションなんか観て一体人生の何の為になるのかと思うほどである。
また登山やジョギング、ウォーキングなども難行苦行でしかない。移動時間が勿体ないので、ロープウェイや車で移動したほうがいいし、そもそもクーラーの効いた快適な部屋で缶ビールを飲んでいたほうが好きである。
そんな無趣味の私は、なんとも“侘しい”人間だなと思うこともある。
とはいえ「楽しみとして感じる事」というのは、何かしらはあるだろうと自問自答してみると、毎日のように行っている「好きなこと」が私にもあったのだ!
それは、
「こより」を使ってあんなことや、こんなことをする事である。
“こより”はティッシュなので四つ角が使えるコスパのいい金のかからない趣味である。
だいたい寝る前に行うことが多いのだが、ご想像どおり、この“こより”を使ってこちょこちょして快楽を得るのが趣味である。
まずは王道の鼻だ。
鼻の穴は大きいので、四方八方に鼻の奥に“こより”を突き刺すようにこちょこちょする。
すると、すぐさまハクション( >ε<)とくしゃみが出るのでこの快感が堪らない。
時に、鼻血も出てしまうので注意が必要であるが、これは車の運転中でもやれるので暇つぶしにも大変おすすめである。
さて、これをやり続けると涙が出てくるので、今度はそのまま“こより”で目をこちょこちょしよう。
目ん玉ギリギリの皮をアイラインを引くかのごとくこちょこちょすると、ヴッとくる快感が堪らない。
目頭上下、目尻上下の両目をこちょこちょと計8回も愉しめる。
凄まじく目がかゆくなり、充血するほど目をこするのがこれまた気持ちいい。
さて、これをやり続けると何故か?耳がかゆくなるので、今度はそのまま“こより”で耳をこちょこちょしよう。
ご存知のとおり耳の穴はこちょこちょすると、ブルッとくる快感が堪らない。
耳をやる時は“こより”を細めに作るのがオススメである。
ただあまり奥に入れすぎると大変危険なので、目安としての安全ラインは3センチ以内といったところだろう。
快楽ポイントに到達したらゆっくりと“こより”を出し入れするといいだろう。
私のような上級者であれば鼓膜ギリギリまでねじり混むが、ここは細心の注意が必要である。
以上、鼻→目→耳と順番を間違えずに行うこと。
これをネットサーフィンしながら3回ぐらいルーティンするのが毎晩の日課である。
目も耳も鼻の穴も、神は、我らに2ずつ与えてくれた。
素人はあまりの快感に途中で止めてしまうかもしれないが、皆さんもぜひとも実践してみることをおすすめする。