こんにちわ。香取です。
近々コンサルタント業をやろうかと考えています。
その名も、廃業コンサルタント
主に、美容院・小規模事業者向けに、
「倒産ではなく廃業しましょう」というコンセプト。
私の経験と実体験をもとに、密かに経営に行き詰まっている方のお役に立ちたい。
孤独なオーナーは誰にも相談できない。
またプライドもあり「儲かってない」と堂々と言えない。私も過去そうでした。
匿名契約が基本。
財務諸表をみせ本心をぶつけてください。
事業譲渡により廃業した元サロンオーナーとして税理士さんとはまた違った視点でお役に立てると思います。
これまで友人・知人と数名から相談された事があったので需要があるかなと。
倒産と廃業は別物です。
倒産しないように頑張るのではなく、廃業を目指したほうが気持ちが楽になります。
「閉店」ということをほんの少しでも考えてしまったなら是非ご相談ください。従業員や家族、友人にもなかなか全てを相談できないことでしょう。
しかし廃業といってもM&Aや事業譲渡も選択肢としてあります。M&A仲介業者や、首都圏であれば弁護士や司法書士もご紹介できます。現在わたくし裁判中なので、リスクヘッジも色々とご提案できます。
あなたは経営者ですが、愛着のある事業を手放したりする決断は非常に悩ましいと思います。プライドも邪魔します(笑)
私も経験があります。心中お察しします。
今後どう判断するか経営者として資質が問われるでしょう。
とはいえ、もしかしたら事業縮小でもいいかもしれません。最善の道を一緒にみつけましょう。私は後押しをお手伝いしたいです。
ネットで積極的に発信されてる美容師さんは好調な美容師さんばかりです。しかし多数派の美容師さんが儲かっていないというのを私は知っています。
まさか自分の年齢分ぐらいは稼げていれば美容師ならマシなほう。というような低レベルな考えは持たないでください。←このように匿名契約だからこそ遠慮なく私も発言できます(笑)
逆にあなたも遠慮なく喜怒哀楽をぶつけてください。経営が落ち着いたら、ご希望あれば初対面で飲みにいきましょうね!
閑話休題
さて、ご存知のとおり美容業界は市場規模低迷を受け、需要縮小と供給過剰のレッドオーシャンです。
必然的に過当競争から価格破壊が起こり、さらにホットペッパービューティー等の広告費増加に加え、オーバーストア現象により客数は減少。
消耗戦を余儀なくされている経営者様も多いことでしょう。
さらにもっとも重大な問題点は人手不足でしょう。その本質は思ってる以上に深刻です。
・誰でも開業できるという無規制
・美容師免許という労働参加規制
これら美容業界の特殊事情により、必要以上な超オーバーストアが今後も続き、同時に人手不足も解消されないでしょう。
以上のことから、
①人手不足
②オーバーストア
③マイナス成長(市場規模)
この「斜陽産業のトリニティ」の中で今後も売上を維持したまま勝ち続けることは大変に厳しいです。
そしてこの「斜陽産業のトリニティ」はミクロ的にみると、いわゆる「経営の三要素」である
①ヒト
②モノ
③カネ
にも置き換えられます。
このように考えると体力のない小規模事業者は経営資源も限られ、あとは「技術」と「知恵」のみが有効なカードとなります。
今後も美容業に邁進する気概があるのなら私はお役に立てないので、別の優秀なコンサルタントにご相談されてください。
しかし美容業界は「斜陽産業のトリニティ」によりデフレ経済継続が確定しており、全ての需要のパイは限られ縮小していきます。以上のことから私は早々に市場から退場することを決断し事業譲渡により廃業しました。
廃業コンサルタントとしてお役に立てることがありましたら是非ご相談ください。
美容院やネイルサロン、エステなどの美容業がメインですが、他業種の小規模事業者様も是非ご相談ください。
廃業コンサルタントなので高額にはしません。後日また窓口を設置しご案内差し上げますのでどうぞよろしくお願いいたします。
廃業コンサルタント 香取 正博