今年も残り4日で終わるが、
自称ナショナルブランド「ナインオクロック」がスタートし早6ヶ月が経った。私の今年の最大のイベントは何と言ってもブランドを立ち上げアパレル会社を設立することであった。
昨今では地方創生がブームみたいになっていたので、
私の座右の銘である、乗るしかない!このビッグウェーブに!
ということで「移住」×「起業」をキーワードに、縫製の街・発の自称ナショナルブランドをスタートさせた。
それが功を奏したのか、いけるとは予測していたが予想以上にメディア掲載いただけたと感謝しております。
何だか賛同できないし国産だからといってとくに興味の無い人も少なくないだろう。
たしかに「狙ってる」部分はある。しかし実際に住民票も移し自腹で引っ越し自己資金で起業したわけだからこちらは堂々としている。だからとやかく言われる筋合いはないし、勝手にやりたいことをやっているわけだから何を言われようと気にしてない。
それに誰にも迷惑はかからないんじゃないか?いやいや勝手にヨソ者が久慈をPRするのはいけ好かん!と感じる人もいるだろうが、久慈をPRするというより自分のブランドであるナインオクロックをPRしているだけに過ぎない。
そもそも久慈の縫製工場とは発注元と受注元のお取引先同士の関係性であって、近所のほうが製造・物流などにおいて何かと合理的だから将来のことを考えて拠点を久慈にしただけだ。
グローバルSPAブランドを駆逐するには「縫製の街」からナショナルSPAブランドをつくるしかない。
そうなれば縫製業が盛んな街からスタートしたいと、また「やる気」のある産地といったらおこがましいが、岩手県北が一般社団法人アパレル産業振興会を発足したと聞いて感化され久慈にきました。
グローバルSPAブランドを駆逐!とあえて言ってしまったが、あまりにも輸入品が席巻してるからちょっと偏り過ぎだなと。
アパレルの国産、日本製の比率
なのでヤツらのいうフェアな自由競争でナインオクロックを躍進させたいと考えています。
お前は一体誰と戦っているんだ?ってゲーム感覚です。楽しんでいるんですねぇw
しかしヤツらはグローバリゼーションという社会実験を現実世界においてゲームのようにやっています。ヤツらって誰www
とはいえまだまだ小さいアパレル会社でTシャツとロンTしかない。まだまだゲームは始まったばかりである。
しかしそれでも半年間で2000枚近く久慈で生産ができたから雀の涙ほどだが縫製の街に寄与できたかな?
何とか1300枚を売ることができたが、満足していないしこれだけで飯が食えるわけもないので来年はこれまで以上に頑張らないといけない。在庫も600枚ほど残っているw
しかしながら色々と振り返ってみると商品やブランドをPRするのはもちろんだが、自分自身をPRしたほうが楽だし手っ取り早いのではないかと思った。現に新聞メディアはナインオクロックよりおいらにフォーカスしてくれた。
スタートしたての無名ブランドにしては地方紙とはいえメディア露出は上出来じゃまいか?ただ私はファッションやモノヅクリを提案できないのか、アパレル業界にはまだ全く届いていない。フンドシネクタイはファッションを冒涜しているといえるのか?
ともなればナインオクロックはブランドの思想や会社としてのアイデンティティを訴えていくのがいいのかもしれない。
来年以降はその共感者を増やしていきたい。
そのひとつとして来春にまたクラウドファンディングにチャレンジします。
今度は「くじTを着よう」という岩手な方にお願いする趣旨ではなく、全国に向け発信してチャレンジしてみたいと思います。
そうなれば来年も!
乗るしかない!このビッグウェーブに!
ひとまず今年お世話になった方へ向け、年賀状を書こう。
来年は酉年だ