世の中、まだまだ不景気だ。
失われた20年、それ以上ともいわれ我が国は未だにデフレから脱却できないでいる。
デフレ脱却、経済成長とはすなわちGDP(国内総生産)の拡大であるが、今回は支出面のGDPにおける民間最終消費支出を喚起させる術を諸君に提起されたい。
民間最終消費支出とは、家計による消費財への支払い、つまりは「消費」である。
デフレにより可処分所得が減ってしまった国民は、消費を減らしてきたのがこの失われた20年である。
しかしながらいくら所得が下がろうが、消費を減らそうが、多くの男性諸君が惜しみなく大枚をはたいてまで消費するものがある。
それはエロだ。
例えば、私の周りには既婚者の男性が多いが、まだまだエロにはこれでもかというぐらい大枚をはたく者も多い。それは独身である私以上とさえ思うこともあるぐらいだ。
結婚しパートナーがいればエロについては落ち着くだろうと思っていたが、エロビデやスナック、キャバクラや風俗などの話を耳にすることも多い。
おっと、もちろん奥さんには内密ではあるがそういった話をしている時の男性はまるで好景気で将来的希望があったバブル期のような人間とさえ思える。
つまり、いくら不景気で所得上昇が見込まれずらいとしても、エロがある限り今後の日本経済はまだまだ明るい。
世には「モノ」が溢れ人々は「モノ」は欲しくない、「体験」が欲しいんだ!と提唱する人もいるが、
まさに諸君はエロという「体験」が欲しいのだ。
あっでもエロという「モノ」が欲しい人も多数派かもしれない。
エロに金を使うなんて…
と考える女性陣やムッツリ野郎は多いことだろう。しかしながらGDP拡大という側面からみればエロへの消費行動はとても合理的といえる。
かつて世界恐慌の時代に大蔵大臣として、積極的な経済政策により日本経済をいち早く立て直した高橋是清という政治家はこう言った。
仮にある人が待合へ行って、芸者を招んだり、贅沢な料理を食べたりして二千円を費消したとする。
これは風紀道徳の上からいえば、そうした使い方をして貰いたくはないけれども、仮に使ったとして、この使われた金はどういう風に散らばって行くかというのに、
料理代となった部分は料理人等の給料の一部分となり、また料理に使われた魚類、肉類、野菜類、調味品等の代価およびそれらの運搬費並びに商人の稼ぎ料として支払われる。
この分は、即ちそれだけ、農業者、漁業者その他の生産業者の懐を潤すものである。
(中略)
それから芸者代として支払われた金は、その一部は芸者の手に渡って、食料、衣服、化粧品、納税、その他の代償として支出せられる。
即ち、今この人が待合へ行くことを止めて、二千円を節約したとすれば、この人個人にとりては二千円の貯蓄が出来、銀行の預金が増えるであろうが、その金の効果は二千円を出でない。
しかるに、この人が待合で使ったとすれば、その金は転々して、農、工、商、漁業者等の手に移り、それがまた諸般産業の上に、二十倍にも、三十倍にもなって働く。
先日、奥さんに内緒でデリヘルをよんだ。
楽しそうに語っていた友人のデリヘル代2万円は、ホテル代となったホテルの従業員等の給料の一部分となり、エロで使用した各消耗品の業者の利益となり、さらに嬢の所得となるわけだ。
稼ぎのあった嬢は、洋服を買い、美容代にも惜しまず、また食事や旅行で消費する。その消費はまた誰かの所得の一部分となり、友人のデリヘル代2万円は何倍、何十倍となり乗数効果が生まれるというわけだ。
金は天下の回りものといわれるように経済は繋がっている。 たしかに風紀道徳の上からいえばそうした使い方はしてほしくはないかもしれない。しかしデフレで民間消費が減っている中でも果敢にエロに消費することの何がいけないのだろうか?
エロは不景気だろうが有効需要を喚起させることができる。つまり需要不足、供給過剰のデフレ下においてはセイの法則が成立しないが、エロにおいては証明することができる。
また、諸君が果敢にエロに消費・投資をすることによりトリクルダウン理論も成立するのである。
とくに現代の若者は冷や飯を食わされている。おっさんこそ果敢にキャバクラで金を使いまくれば若者へ富がしたたり落ち、廻り回ってアパレル、美容業界への波及効果は計り知れない。
景気がよくなった若者はいずれ大人になり結婚し、将来あなたのモノ・サービスへ消費する好循環が生まれることになるだろう。それからあなたはまたキャバクラに行ける回数が生涯増えるという寸法である。
エロはもしかしたらノーベル経済学賞ものかもしれない。
今後の日本経済は諸君のエロに託された!
今こそ立ち上がれ!
諸君は疲弊した日本経済のラストサムライ!
すでにして立派な刀を持っているではないか!
刀を抜け!
射○後のチ○コをティッシュで拭く姿は、
武士が刀を手入れする姿に似る!
風俗へ行こう!
久慈には無いんです涙