香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

「愛」について、香取の過去を少し振り返ってみた

 

私は「愛」というものにあまり執着しない

 

それは人間は気まぐれだからだ

 

だから最低限、生きてきて当然わかってくる「愛」というものを、今さら発見したかのように素晴らしさを唱えるコンサルタントやカウンセラーは全く信用していない。

 

さらにいえば、経営者が自社の従業員をファミリーなどと言っているのも同じ。

それは所詮「今」だけであり、もしも何かあればそのファミリーとやらを己では守れない時だって出てくる。未来永劫その「今」が続くとは限らない。

 

それに従業員も自分の意思でステップアップのためいずれ離れていくだろう。それを卒業wだとか羽ばたくwという者もいるが、本当に血の繋がったファミリーが卒業ならそれはただの蒸発といえる。

だから軽々しく他人をファミリーなどと私はいえない。

 

それは血の繋がっている香取家、正真正銘のファミリーでもその限りではない。

 

私は東京都板橋区で生まれたが、当時の父は年商10億円の光学レンズの会社経営をしていた。しかしバブル絶頂期であったが取引先数社の不渡りから共倒れのような形で廃業をした。ボンボンの息子生活は齢3にして幕を閉じた。

あまり詳しくは聞いていないのだが、信頼関係のあったはずの役員とは事後色々と面倒事があったという。従業員も80名ほどいたそうだが、もしもこれがファミリーというのならばファミリーはこうも簡単に関係性は終わるのである。

 

もしも今あなたが関係性に固執しているのなら注意しておいたほうがいい。死に体の会社や人に誰も救いの手はない。あるとしたら国からの最低限の保障だけ。「愛」だけでは解決できず、簡単に関係性は哀しくも終わってしまう。

 

それと逆に「愛」とやらがあるからこそ、迷惑をかけまいと当事者は自ら去って行くこともあるだろう。時に関係性があるからこそ言いたくない、知られたくない事だってあるわけだ。

 

そんな父の過去の話を聞いたこともあり、一時の運命共同体だとしても愛や関係性は簡単に終わるんだなと感じた。それは2年前にサロンを事業譲渡した時に確信した。

 

所詮は他人同士、夫婦だって簡単に別れるだろう。3歳の頃に父の会社が倒産し 、家族4人で父の実家である千葉県君津市に移住した。

 

しかしながら小学1年生の7歳の時、私は東京都東久留米市の小学校に通っていた。母と姉と3人で、母方の祖母の家に移り住んでいた。

 

今でも覚えている。母が泣きながらばあちゃんの家に引っ越すから正博はどうするのか、父とここに残るか、一緒に東京へ帰るのか、

 

7歳の私はあまり事情はよく分からなかったのだが、姉が一緒に東京に行くと言っていたので私も着いていくことにした。ほら、愛や関係性とやらは血縁のあるファミリーでも所詮こんなもんである。

 

私は生まれながらにして祖父母はばあちゃん一人しかいない。年に2回くらい会っていたが優しくて会うたびに必ず1万円をくれるのでわりと好きだった。それからだ、別の人からお年玉など貰い、中身を見ると5千円札だとちょっとシケてやがるという思考が身についたのは。

それに姉が1万円でなぜ2歳差しかないこの私が5千円なんだと地団駄を踏んだりもした。

 

しかしあんなに優しかったばあちゃんが、一緒に住み始めしばらくすると鬼BBAに豹変した。金もくれないしなぜこんなにも人が変わるのかと不思議に思ったりもした。

おそらく長年の独り暮らしからいきなりの同居でストレスもあったのだろう。それと本来はとても教育に厳しい母だったともいう。

 

年に数回会う関係性がちょうど良かったのかもしれないと子供ながら感じた。しかし1年後には私は千葉県君津市の小学校に通っていた。

 

実父と実母が復縁したようだ。

やれやれである。地元の友達にも何で東京に行ってまた戻ってきたのか説明するのも大変だったよ。

いくら両親とはいえ人間は本当に気まぐれだ。 愛とやらを誓い、関係性を築くと約束したはずが簡単に終わったり、時にまた戻ったりもする。

とくに恨みなど何もないが、どうせお前たち人間はいずれ別れる。私はそれを前提としている。

 

だから愛を!とか、関係性!なんて人間としてごくごく当たり前の事を今さら再発見したかのごとく、声高に叫んでいる人をあまり信用していないし逆にすこし心配さえしている。

 

だからそんな「愛」とやらに一喜一憂していたらとてもじゃないが疲れてしまう。だから私は過去の経験からフラットにあまり愛とやらに執着することがなくなった。人として最低限備わっていればいいかなと。

 

ただ少しばかり淡泊かなとも思ったりもする。親は高齢だからすでにして覚悟してるし甥っ子もいるがはっきり言って特別な思いは無いし、それらの淡泊さが婚約破棄の理由のひとつだったりもする。

 

基本的に誰にも相談することがない私だが、本当に悩んだ時にだけ唯一、相談する相手がいる。

 

 

 

Yahoo!知恵袋である。

 

 

 

過去にこんな相談を吐露した。

 

 

 

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私は30代男で結婚が近いのですが、子供が欲しいと思ったことが一... - Yahoo!知恵袋

 

 

 

ベストアンサー

 

 

 

 

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当時、この回答に少し心を打たれた

 

 

 

 

 

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そうだ、私はぼー太郎さんを自然と愛していた

 

 

 

 

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めっちゃかわええw

 

 

 

 

いやはや、愛とは儚いものよ、

 

 

 

 

 

 

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