クラウドファンディングにチャレンジ中のナインオクロックですが、アパレル・ファッション系もちょいちょいチャレンジ事例があるようですね、
そしてそれぞれにプロモーションも異なるので、アパレル・ファッション系で色々と見た中で、気になったものを3つのカテゴリーに分けてご紹介してみます。
ファッションガー
「シンプルなデザインで格好良い新ファッションブランドを立ち上げたい」
典型的なファッションガー系でしょうか、
うーん。ナインオクロックもこれと同様と思われたら嫌だなw私がアパレル業をやりたいと聞いて多くの人はこれと同様なものと思ったに違いねぇw
「シンプルなデザインで格好良い」は私も好きで、ナインオクロックも取り入れているが、そんなブランドなんて掃いて捨てるほどあるだろう。
論評は避けたいが、立ち上げたい!ではなく、とりあえず己で立ち上げろよ!ということで私は立ち上げました。
デントウ・サンチガー
「最高級シルクから生み出される、JAPANテキスタイルを世界へ」
典型的なデントウ・サンチガー系でしょうか、
山形県の伝統のシルク織物、生地の産地といった切り口でブランドを立ち上げ、ハイエンド化し世界へ!という事例。
すごいです。224万円が集まり目標達成しています。しかしサポーターが53名!やはりハイエンドというエリアはターゲットが狭く限られるといえるかもしれません。売り方としては参考にはなります。
サンチガー系では我がナインオクロックも「縫製の街」ということでアプローチとして少し取り入れています。
モノヅクリガー
「メイドインジャパン復活へ。工場と提携しワイシャツ直販ブランド開始!」
典型的なモノヅクリガー系でしょうか、
日本のものづくりの現場である工場を守り、工場と消費者を正しい価値で繋げたいという切り口。
商社や卸業などの中間業者を排除し、ネット販売を主にコスト削減から最高品質を安く!工場から消費者へダイレクトに繋げるサービスという。
近年、日本のものづくりは再注目されているのはご存知のとおりだが、衣料品での問題提起ではこのファクトリエというブランドが注目株のようです。
ナインオクロックも「国産」も売りのひとつなので参考になります。
ただアパレル素人であった私からすると、工場で生産しネットで売るということの何が画期的なのかよくわかりません。また中間業者を排除して安く売る「正しい価値」とやらがいまいちよくわかりません。
工場を守るとはなんでしょうか?
定義が曖昧です。
私も日本のものづくりは大切にしていきたい。しかし「日本のものづくり」という手段が目的化しているのではないかと懸念しています。
クールジャパンやら経産省やら国全体で、ちょっと懐疑的と思わざるを得ない方向に進んでいるとしか思えないのです。
いち企業、いちブランドが勝手にやることは何の問題もないでしょう。
しかしファクトリエというブランドを礼賛し過ぎではないかと少し懸念しています。
このあたりは長くなるのでまた改めて書きたい。題して、
「ちょっと待って!何かおかしいよメイドインジャパン!」
ちょっと批判っぽく思われたかもしれませんが、「ファッションガー」「デントウ・サンチガー」「モノヅクリガー」などと敢えて書いてみましたが、プロモーションを行う上でとても参考になる事例だと思います。私もそれぞれ共感しますし一部取り入れています。
ファッションガー、モノヅクリガーを知ったのはこちらのブログからです。
アパレル・ファッション系のクラウドファンディングって事例がまだ少ないですね。
最近CAMPFIREが、これまで拾いきれていなかったというファッション分野に特化したサービスを立ち上げたようです。
しかしメイドインジャパンガーだけでは何のメリットもないし、それだけじゃもはや成功はしないでしょう。
そういう意味でも今回の私のクラウドファンディングは試されています。
本当に必要だと、支持されるのなら人や金は自然と集まってくるともいいます。上記ファクトリエは資金や人が集まっているという事実もあります。
目標未達成であればナインオクロックを市場がそう判断した。ただそれだけです。
しかし成功したらもちろん面白いが、失敗しても面白い!
今月は楽しみが増えましたよ!
みんなでくじTを着よう!
「みんな」といのうがメイドインジャパンの「ミソ」だと思うのです。