香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

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〇〇塾の〇期生!という肩書きはいらないんじゃないか?という話

 

私は政治経済に興味があり色々と調べたりしているのだが、だからちょっと自身と照らし合わせながら(自分というフィルターを通して)漫談っぽく織り交ぜて書いたりすることもある。

 

で、前々からマクロ経済が好きで実は去年からとある経済塾に通っている。今は東京は遠いのでオンライン講義になっている。

 

様々な意見・主張がある中で、私が一番しっくりくる方の経済塾に参加している。かといってその塾長の全てが正しいとは思っていない。

 

しかし私が経済塾に行こうが学ぼうが、他人には全くどうでもいいことだろう。もちろん聞かれれば答えるが、だからわざわざ〇〇塾の〇期生です!と自ら公言するまでもない。

 

いやたまに「今日は東京でセミナーに参加しています」程度なら投稿はするが、毎度毎度セミナーアピールしていれば「おれ勉強してるぜ?」と意識高い系に思われるだろう。

 

それに真っ当なビジネスパーソンなら同じような内容のセミナーや塾には何度も何度も通わないのではないか、

目的にもよるだろうが、いくら毎回アップデートされたセミナーや塾とはいえ、本質が同じであればよほど成果が出せない人か、よほど成果が出ない内容と私は思ってしまう。

 

私が通う経済塾の目的は、マクロ経済を学ぶことであり時事問題でもあるので毎回とても勉強になる。目的が成果を出すことではない。しかし趣味にも近いが、自身の事業に置き換えても参考になることが多い。

 

つまり今後の仕事のために通っているともいえるが、だからといって〇〇塾に学びにきています!と主張したりはしないし、塾長も有名な方だがツーショット写真を撮ってわざわざSNSに投稿したりはしない。

 

だって私の友達、そして9o'clockの顧客にはその〇〇塾は全く関係のない情報だからだ。それに私がその〇〇塾をアピールするまでもない。

 

よく〇〇塾に参加しています!と何度も何度もタグ付け攻撃をしてくる人もいるが、見ていてあまり気持ちの良いものではない。

 

いや本人が主催側であればそれはビジネスとしての宣伝ともなるからいいだろうが、参加者側としてはそれって自分の友達や顧客には関係ないでしょう?というのが私の意見だ。

それは誰のために発信しているの?

 

いや、このセミナーや塾は素晴らしい!そして楽しいから多くの人に知ってほしい!というのならば、それはマルチ商法と近い概念とも思えてしまい、そのあたりに違和感を覚える人も少なくないのではないか?

 

宗教だって信仰者は素晴らしいと心から思っているだろうが、無信仰者にとっては「ふーん」程度である。

 

経済でいえば、グローバリズムとナショナリズムでは素晴らしい世界がまるで違う。

 

私が通う経済塾の同期が、もしも経済塾で学んだことを素晴らしい!と毎度毎度タグ付け攻撃から拡散していたら、私はその経済塾からちょっと一歩下がりたい。

共に学んだ同期とはいえとても残念に思う。

 

なぜかといえば、その同期の主張は賛同はするとしても、関係の無い人からしたらただのエゴ。そして気持ち悪い集まりにしか見えないからだ。

 

となれば本来の目的や主張と乖離したイメージとなりやすく、その塾長が意図しない解釈をされてしまいかねない。

 

そうなれば、講義の内容も支持し塾長もそれなりに好きな私にとってはいい迷惑となる。やめてくれとw

 

だから塾長はこう言う、「私の事はこれっぽっちも信用しなくていい。あとは自分で考えてください」と。

 

しかし仮にその拡散が塾長が意図するものであればそれはそれでいいのだろう。しかしそれこそマルチ商法と近い概念ということになってしまう。

 

だからSNSのプロフに「〇〇塾〇期生」と記載していたり、ブログ冒頭で「こんにちわ!〇〇塾の〇期生の〇〇です」と書いている人は、その肩書きは一体どこの誰のためのものなの?と聞きたい。

 

目の前のお客さんというのならば、ではその〇〇塾のコミュニティ内でしかお客さんはいないということなのだろうか?

 

はたまた〇〇塾のコミュニティへの見込み客に向けたプロパガンダなのか?

 

とここまで思考してみたが、楽しく学べればそれでいいというのならばそれは思考停止とならないだろうか、

 

個人がメディアとして簡単に発信できるようになった昨今だが、メディアというのは一定の公平性と客観性がなければならないだろう。どうにも主観的過ぎてちょっと気持ち悪いなとw

 

近頃ネットではたくさんのセミナーや塾、そしてコミュニティを見ることも多いが、気持ち悪い集まりと気持ち悪くない集まりの違いは一体何なのだろうかと少し考えている。

 

気持ち悪いと思うなら参加しなければいい。気にしなければいい。と言うのなら、拡散をせず制限してひっそりとやったほうが批判者も現れないのではないか?拡散を意図しているのであれば、それは紛れもないビジネスである。

 

まぁビジネスのやり方については否定はしないが、ただ金銭が絡むのであればますます情報リテラシーを身につけていかなければならないと思った次第である。

 

私も経済塾に通っているが一方の思想に偏り過ぎないようにしよう。

 

だから〇〇塾の〇期生です!という肩書きはいらない。

 

もっと広い視野を持っていこうと思う。