香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

淘汰された2015年

どうも香取です。

 
今年ももう終わるが2015年は色々な出来事があった年であった。
 
 
ここ数年間、デフレに苦しめられ市場から淘汰されないように小手先だけの経営戦略でやってきたが、このままではいずれ淘汰されるであろうと確信した。
 
 
このあたりは過去ブログにけっこう書いたが、いつか辞めたいと思っていた仕事が辞められて本当によかった。
 
 
しかし今年3月に予定通り結婚をしていたならば、好きでもない楽しくもない仕事でずっと消耗し続けていたに違いないだろう。そのあたりをある意味で理解してくれた元婚約者は最高の決断をしてくれたと思っている。 

 

とはいえこんな生半可な気持ちではこの厳しい経済環境で生き残り続けることは難しいだろう。そんな大した努力すらしない者はいずれ淘汰されて然るべきである。
 
 
ただこれは会社員にもいえることだろう。
いつ何時何があるかわからないからだ。
 
 
私は憧れの上場企業に入社し、大手町のビジネスパーソンになることができたが、まさか4ヶ月で淘汰されるとは思わなかったよ。
 
 
ただ4ヶ月とはいえ、さすが大企業といったところで待遇やその他の雇用環境はよかった。年収は下がったが、国民の平均年収以上を貰いながら土日祝が休日だ。
 
前職では消耗していたので逆に退屈になってしまったともいえるが、このまま結婚して家族と暮らしていくのもありなのかもしれないなとほんの一瞬考えた。
 
 
しかし転勤を指示されたが拒否することができない。そして淡路島に転勤をしたが、島の最西端にある子会社のカフェでずっと働いていろというのは自己退社を促しているようなものである。
 
片道切符を握りしめながらも、いつか戻れるかも、と淡い期待をしたまま消耗し続けなければならない。
 
 
会社員もなかなか酷なものである。もしも家族がいたまま左遷されたとしたら受け入れるしかないのだろうか。
 
 
しかしながら一生安泰の人生なんてないのである。
 
 
20年も続くデフレ不況により、倒産廃業やリストラや未婚率の増加、これら自然淘汰の時代だ!
 
 
今年2015年はこれら全ての淘汰を体験することができた貴重な年であった。
 
 
だから淘汰された香取正博のブログなのである。
 
 
あなたもいつか淘汰される可能性は充分にあるだろう。しかし自然淘汰の絶対数を下げるにはデフレ脱却が一番現実的なのだ。
 
再来年の消費税増税が決定してしまったらデフレ脱却はかなり遠のき、グローバル化が進む現在ではこれまで以上の自然淘汰の時代がやってくるだろう。
 
 
それとひとつ確実に言えることは来年中にはデフレ脱却はできない。これまで以上に価格競争に巻き込まれない施策を講じなければ淘汰される可能性は高まるだろう。
 
 
しかしながら淘汰された2015年はとても楽しかった。
今年は綺麗さっぱり淘汰されたので来年は飛躍の年にしよう。
ブログのタイトルを変えなければならない。
 
 
ブログを読んでくれた皆様今年も1年ありがとうございました。
 

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