こんにちわ香取です。
本日からまた一週間、開かれた自由な市場での過度な競争が始まりましたね。
月曜日からやめてくれw
いやいや月曜だからこそ考えるべきですw
そんなこと考えるべきではないとか、競争とかやめましょうよと思われる人もいるだろうが、現在の日本経済はデフレ不況であり、需要<供給のデフレギャップであります。
これは紛れもない現実であり、必然的に需要を奪い合う過当競争が繰り広げられているのです。
日本経済とまでは考えられなくても、現在の身をおく産業や市場規模がずっと縮小傾向にあるならば、これを危惧しないわけにはいかないと考えますがいかがでしょうか?
デフレ環境下では基本的にゼロサム市場と考えておりますが、ある企業の売り上げが伸びると、同業他社の売り上げが減少するという市場である。
つまりいくら綺麗事を言おうが、貴方の所得が増えたら、反対に必ず誰かの所得が減るという結果として過当競争となってしまっているのです。
そして現在の競合は必ずしも同業とは限りません。
例えばビール業界の競合はビールだけではなく様々な酒・飲料、もっと言えば買い控えによる他の食料品が競合となっているかもしれません。
例えば衣料品で言えば、低価格品や買い控えなどにより娯楽、美容、外食なども競合となっているかもしれません。
さらにインターネットの普及により、同じ地域の競合だけではなく、日本全国の様々な業種の競合を相手にしなければなりません。
そしてさらに追い討ちをかけるようにグローバル化が進めば世界規模での需要の奪い合いが起こりうるならばますます過当競争が繰り広げられてしまいます。
たしかに開かれた自由な市場においては健全なる競争とも言えますが、これらはインフレ経済を前提とした「健全なる自由競争」であり、現在の主流派経済学って一体なんなんだろうなと懐疑的であります。
そんな中でもあらゆる手段によりとくに経営者であれば如何なる努力もするべきであるとは思いますが、そういった経済環境であることを踏まえれば、負け組に対して、
「社会のせいにしてはいけないよ。あなたの努力が足りなかったんだから仕方がないよ」
と簡単に思う人が増えることを一番危惧しています。
しかしながら現に自分の周りのことだけで精一杯。他人のことなど余裕がなく自分の周りだけ幸せであれば充分とも考えてしまう。
「競争」ではなく「共創」とも言われますが、「切磋琢磨」できる環境をつくることが理想であると考えており、それにはまずはグローバル化よりもデフレ脱却が最優先であろうと思いながら、
私は今日もキーボードを叩き続けているのですという最後はかっこつけてみました(笑)
言いたいだけでした(笑)