香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

ホットペッパービューティーがサーバーダウンして思うこと

こんにちわ。香取です。
 
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さて、先日Twitterを眺めていたら美容師さんがホットペッパービューティーの件で炎上していた?

 
むしろユーザーであるお客さんのほうがネット予約ができないようで凄く困惑していたような印象であった。
 
 
昨日29日はどうやらホットペッパービューティーのリニューアルのようで、サーバーダウンしてシステムエラー、予約できない、ログインできないなど使用不能であったようです。

 

昨日は当ブログでも「ホットペッパー」「サロンボード」のキーワードからの流入が実に100UU 以上であったw
 
普段はこのキーワードでは一日10UU 以上なのだが、それほどお客さんと美容師さんも困惑されていたのだろう。
 
 
クライアントとユーザーが求めてもいないリニューアルという建前での実質的な値上げのホットペッパービューティー。
 
多数の美容師が快く思っていない中での今回の件は、リクルートライフスタイルにとっても大変な痛手だったのではないだろうか。
 
 
あれだけネット予約を推進し、さらにウェブ上でサロンの電話番号も意図的に分かりずらく表示させておきながらのこの始末。

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そろそろ美容師は本気で怒ったほうがいい。
 
 
しかしこれを機に、独自に集客できるように方向転換するため、プランを下げるまたは掲載を辞める検討を真剣に視野に入れてもいいのではないだろうか?
 
 
というのも今後、ホットペッパービューティーからの新規客獲得数が増加することはほとんどない。
 
 
過去ブログにも書いたが、美容業界はデフレで市場規模縮小の中でもサロン数・美容師数は増加している。
 
需要のパイは限られている。
 
よほどのインパクトのある値引きか、よほどの革新的技術・スタイルがでない限り新規客数が激増することはない。
 
 
そんな中でもこれまで掲載料金だけ何度も値上げをくらって気づけば6年で2倍以上になってしまった。
 
 
そろそろ目を覚ましたほうがいい。
でなければ私のように淘汰されてしまうw
 
 
 
 
こんな状況でもホットペッパービューティーまたはサロンボードに頼りきっていないサロンや美容師はやはり強かったようだ。
 
 
それとどこの業界にも言えると思うが、もうクーポン等でたくさん集客できる時代ではなくなりつつあると考えている。
 
 
あと誰もが感じたことがあると思うのだが、美容院は新規客だけクーポンや割引が使えて、2回目以降の既存客が通常料金というのはおかしな話ではないだろうか?
 
 
いつも来てくれるお得意さんよりも新規客のほうがお得という。
 
 
私のサロンも過去そうであったが、どちらのお客さんを大事にするべきかは明白である。
 
さらにクーポンが2回目以降も何度でも使用可能というのは、もはやクーポンではなく通常料金ではないかw
 
 
冷静に考えればおかしいな?と思うのだが、これらも結局サロンオープン時において集客をホットペッパービューティーに完全に任せきってしまった結果であるといえます。
 
 
今回の件で危機感を持たずこのまま集客をホットペッパーに丸投げしたままであれば本当に私のようにいつか淘汰されます。
 
 
あなたのサロンのホットペッパービューティーの毎月のPV数はどのくらいですか?
 
 
2014年の過去のデータだが、
 
新宿エリアの総店舗数のPV数の月平均
SSSプラン
6000~8000PV
 
池袋エリアの総店舗数のPV数の月平均
SSSプラン
4000~6000PV
 
 一店舗あたりの平均PV数だ。
たった今、過去のメールを見返してみた。
 
 
こんな少ないPV数に毎月40万円以上も払っているのが馬鹿みたいだ。
 
 
たった4ヶ月しかやっていない当ブログの半分以下のPV数である。
 
 
しかもさらっとリニューアルしたホットペッパービューティーを拝見したが、素人目つまりはユーザー目線で見たら対して変わってないという印象であった。
 
 
ホットペッパービューティーは大変に素晴らしいコンテンツなのだが、サロンの数があり過ぎてどこも同じように見えてしまうし、どこへ行ったらいいかわからない。
 
 
カットやカラーにこだわりあるとか関係ないし分からないし、なにより伝わらない。
 
そしてカットやカラーにこだわりない美容師なんてまずいないだろう。
 
 
そうなれば安いところを選ぶのが消費者の心理である。
 
 
その消費者利益を提供してくれるのがホットペッパービューティーである。
 
 
淘汰される前にまだまだやれることはあったと今になって思う次第である。
 
とはいえ私はやる気なかったのだが(笑)
 
 
 
しかしこれを機に「独自の価値」を自ら発信してもいいのでは?