皆さんは「スメルハラスメント」という言葉をご存じであろうか。
スメルとは「におい」のこと。
つまりスメルハラスメントとは臭いで周囲に不快感を与えるということであり、近年注目されているという。
こういった臭いは自分では気づかない傾向もあるようで自身で注意しなければならない。
臭いにはいろいろあるが大体が不快感となるし、他人にそれを伝えることも中々難儀なものである。
もしも良い関係になりつつある異性の息が毎回とても臭かったらどうだろうか?それだけで関係性が崩れる可能性もある。もちろん関係性が深まれば指摘することは容易かもしれない。
しかしながらサービス業を主とした短時間の関係性のお客さんに対してはいらん不快感を与えてはならない。
例えば前職では美容師をやっていたが、もしも担当の美容師がなんだか臭かったらどう思うだろうか?
技術が上手~♪と満足しても、でもなんか臭かったな~とならないだろうか?
それだけでリピート率が下がる可能性が高いし、なにより今日たまたま臭かったということもあってはならないので、なんだか臭かった美容師は一流ではありません。
もしもキムチ臭い美容師がいたら皆さんはどう思うだろうか?
数年前になるが、新卒・美容師のシャンプー練習の特訓を営業前にしていた。
新人はシャンプーがまだ慣れていないのでお客さんとの顔の距離が近い。
おおよそ30センチ以内でキスがすぐにでもできてしまうぐらいの近距離である。
しかしその新人は昨晩、ラーメン二郎ニンニクマシマシを食べたらしい。
ニンニクMAXであったためすぐに練習を中止した。
はっきり言って気持ち悪いし大変不愉快であったが、いくら新人とはいえなぜ接客業なのにニンニクMAXで仕事にくるのか神経が理解できなかった。
まぁこのあたりは指導不足ということになってしまうが朝起きて自分がクサイってわかると思うのだがw
すぐさまコンビニへ行かせブレスケアや牛乳を買わせ歯磨きもさせたが、それでもまだ臭いことだろう。
こうなったら今日はお客さんに近付かせるわけにはいかなくなり生産性も下がり困ったものであった。
しかしその正午過ぎの昼食休憩である。
いつもの事ながら自炊してきた新人。
偉いねー と思い弁当を覗くと・・・
キムチ弁当wwwwwwwwwww
ちょwww
白ごはんの上に大量のキムチw
というかさっきニンニクで叱られたばかりなのになぜ営業中にキムチを食べるのだ。
頭おかしいんじゃねーのかと逆に笑ってしまった。
開いた口が塞がらないとはまさにこのことである。
そして新人は2ヶ月で退社し、キムチ美容師としてもはや伝説となり毎年語り継がれるようになった。
「スメルハラスメント」は他人は注意しづらいので注意しましょうw