こんにちわ!香取です。
経営者にとってもっとも重要であることは資金繰りであります。
いくら帳簿上が黒字とは言え、現金がなくなってしまったらジ・エンドである。
そういった情報はネットに多く散見できるので、ここでは綺麗事は書かない(笑)
しかしながら綺麗事ばかりではどうしようもできないくらい資金繰りが大変な時もあるし、創業にあたり思いのほか資金が集まらないときもある。
とくに個人事業主であるならば。
そもそもそこまで陥ってしまうようでは経営者としてまずいのだろうが、全ての人が永遠に堅実に経営できるなんて不可能である。
犯罪はもちろんしないが、時に御法度ギリギリの手法によりなんとか危機を絶対に乗り越えなければならない時があるかもしれない。
それはいつ何時くるかわからない。
いきなり病気になるかもしれない。
バイトテロのようなことも起こり得るわけである(笑)
それを乗り越えなければ、より深刻な状況に陥ってしまうだろう。
例として不適切かもしれないが大震災により、都内では電車が止まり、輪番停電が起き、数日間客数が激減してしまったこともあった。
もちろん震災地は大変に心配であったが、批判を恐れずはっきりと言えば個人事業主にとっても決して余裕があるものではないのだ。
たったの1日、2日を休業するだけで10~30万円前後も現金を得られなくなるからだ。
時期的なものもあるだろうが不景気だと尚更であり、従業員を食わせるだけで精一杯なのである。
なにか復興支援したいと思っていても、自分のことで手いっぱいであったのが正直なところである。
そういえばそんな時、リクルートがその月のホットペッパー掲載料を無料にしてくれたことがあった。
震災により客数激減ということで粋な計らいをしてくれたようでとても感謝した。
資金繰りや資金調達は事業の危機管理といえる。
危機管理をするにはやはり金融の力が必要となる。
そこで個人事業主や小規模の会社であれば、地元の信用金庫の利用をおすすめします。
信用金庫は、銀行とほぼ同じ金融サービスではあるが、地域の方々が会員となっており地域の繁栄・発展を目指しており相互扶助が一番の目的である金融機関です。
UFJやみずほ、三井住友のような銀行は、「株式会社」であるため、株主の利益が優先となってしまうため、信用金庫と目的そのものが違います。主な取引は大企業です。
実際に私も、事業所と同じ自治体にある信用金庫を利用していました。
給与支払や取引口座などは都市銀行でしたが、預金は信用金庫が良いと思います。
事業主であれば実際に口座を作る時から、都市銀行との違いを感じられますよw
お役所的な対応ではなくとても親切にしてくれます。
たまに外廻りでわざわざご挨拶にきてくれたりもします。タオルやメモ帳をいただけたり、資金などお困りならと親身に相談にも乗ってくれます。
私はこつこつと毎月 預金を一定額しながら、さらに定期預金を毎月3万円をしておりました。
ある時、新メニュー導入を決めた時に初期投資がかかりそうだったので相談をしました。
財務諸表も見せますが、定期預金などの実績から、新規融資が保証人なしで10日ほどで300万円のスピード融資ができました。
しかも金利は2.5%です。
当時、それはそれは資金繰りが円滑に回りましたし新メニュー導入で売上高も上がりました。
ということもあり私の経験からですが地域の信用金庫をご利用しながら、信用金庫の方と良好な関係を築くことをおすすめ致します。
さらに事業が調子良いのであれば、信用金庫から住宅ローンや車ローン、教育ローンなどプライベートでも低金利でスムーズに借入できると思います。
借金は、危機管理であり、将来に向けての投資でもあります。
ただ投機を見誤ると、私のように淘汰されてしまうので注意が必要ですw
