こんにちわ。
パソナグループの香取です。
私は現在、研修という名目でパソナ島?に住んでおります。
なんだパソナ島ってw
これは淡路島です。
おそらく日刊ゲンダイが命名したと思われますw
私も入社前や淡路島に行く前までは、
情報は日刊ゲンダイからしかなく、あまり良いイメージはありませんでした。
そして携わることになるとは思いもしませんでしたが、実態はどうなっているのでしょう?
日刊ゲンダイさんなので過去の色んな記事を見てるかぎり、どの記事であっても多少の偏りやミスリードはあると思いますw
公平・公正の客観的視点で検証してみましょう。(怒られるかなw)
現在では、NEVERまとめ にもなっていました。
淡路島が人材派遣パソナに乗っ取られた?パソナ島となった哀れな淡路島
http://matome.naver.jp/odai/2140298693856576901
パソナはここ数年、グループ企業を通じて「農業実習」「新規事業立ち上げ」などの業務名目で、数百人の契約社員を淡路島で雇用している。当然、感謝されているのかと思ったら、むしろ、不気味がられていた。
不気味がられていたw
これに近いようなことを私も感じました。
というのも淡路島での事業の雇用者の多数が、島外からの自社契約社員なのです。
地域活性化事業において、もともとの地域に住んでいる方々の雇用が現在ではメインではない。
実際に淡路島の方々は、パソナが何かしているな程度にしか思っていなく情報がない。
日刊ゲンダイの情報だけ汲み取るとなんだか不気味という表現になってしまっても仕方がないと思います。
先日のエントリー
でもお伝えしましたが、如何に地域の方々と「共創」できるか、これが地方創生の肝だと私は考えています。
予算を兵庫県から受け取っている。県や市がパソナに土地の一部を無償譲渡したり、巨額の補助金をつけたりして、島中、パソナの関連施設だらけなのである。
活性化を「公募」してパソナが選ばれる。最初からパソナありきの事業といわれても仕方がない。
これはおおむねこの通りでしょう。
ただフェアに申し上げて少し悪意のある書き方ですねw
でも社員にとってはなぜこのような 不本意な見方になってしまったのでしょうか。
まずパソナは、理念に基づく誠実な善意であるということは紛れもない事実であります。
しかし外部から来た社員である私からフェアに申し上げれば、
理念先行型による事業により、淡路島の地域の方々の所感と、パソナの理念に不協和が生じているといえます。
東京から来た人達が、
はい!地域活性化しに来ましたよ!
なんて来られても、どこの地元の人でも不協和が生じてしまうでしょう。
せっかくその誠実な善意であったとしても伝わらないのです。
ある意味おもしろいです。
だって同じ日本に住み、同じ日本語を使い、同じ日本人なのに、東京と淡路島の人達で不協和が生じてしまうのだから。
世界がグローバル化に進んでいますが、
国、言語、文化、宗教、慣習などなど、
これだけ関係性が無い人間同士が、
ラブ&ピースで共存するグローバル化なんてまだまだ無理だと考えています。
もしも本当にグローバル化を目指すのであれば、まずは自国での関係性や共存を構築してからのほうが現実性があると思います。
ただそのあたりは正解がなく現在では価値観の違いとしか言えないでしょう。
そういう意味で、先日面談した弊社の代表社長と理念や価値観が合わないと感じているのです。
間違ってはいないのだけど、確実に正しいとも思えない。
その上で少しだけ見方を変えて取り組めれば、地方創生や地域活性化さらに東北復興の「手段」が変わり、一番ベターなものとなるのではないかと考えております。
パソナ島と揶揄され叩かれやすいパソナではありますが、
誠実な善意を持った社員はパソナには多いのは本当であります。
そして同じ会社でも色んな価値観があっても良いじゃない。
それだけ地域活性化事業は簡単ではないのでしょう。
国生み神話のある淡路島はとても良いところです(^^)