はじめまして。香取正博です!
私は新宿・池袋に2店舗あった元サロンオーナー兼スタイリストです。
私は事業譲渡によりオーナーを退きました。
さらに言えば市場から淘汰される前に自ら美容師を引退しました。
もちろんその原因は、
美容に対しての意識の低さ、
お客様に対しての情熱の低さ、
己のサロンの経営力の無さのせいである。
閉店するサロンには必ず内的要因と外的要因が存在し、
経営者はその要因を注視しながら経営をする。
しかし近年、閉店するサロンはそれだけが理由ではないことを考えてほしい。
淘汰され、市場から退場した元オーナーだからこそ見える外的要因を提言したい。
外的要因とは、マクロ的にみた美容の経済、市場、さらに社会環境である。
現在、日本はまだまだデフレだ。
デフレとは、供給>需要である。
つまり、サロンという供給に対して、お客様という需要が少ないということ。
供給過多でオーバーストア状態になると、必然的に価格競争が起こる。
とくに都心部や地方都市こそレッドオーシャンである。
美容や技術、サービスに熱心な美容師は多いが、
マクロ的な視点で美容の経済を考える機会があまりない。
負け組からの発信を、全ての美容師に
反面教師としてこれからぜひ聞いてほしい。
また、現在の美容業界で起きていることは、
日本経済さらには世界経済とリンクする部分があります。
美容師ではない方も、ぜひ考えてほしい。