こんにちわ。不況の糸へん業界に飛び込んでしまった香取です。
さて、これからZIPパーカーをリリースしますが、先行PR方法として先日のクラウドファンディングを活用しました。
自社サイトで新発売!とやったところではあまりPRできません。せいぜい会員様と私のSNS界隈で知ってくれるくらいでしょう。
だからクラファンという外部サービスを介したほうが多くの方へ商品の魅力を届けられると思いました。
しかしただクラウドファンディングでお涙頂戴!とチェレンジしたわけではありません。
成功した今だから偉そうにいえますが色々とメリットがあったので今日は共有してみたいと思います。
たかだか目標額50万円でと思わないでw弱小ブランドで小人数の規模向けです。
まず自社でそこそこアクセスあるWEBサイトを持っていない人も多いでしょう。そもそも新商品ページの長文をじっくり読んでくれる人も少ない。
しかしクラウドファンディングならLP(ランディングページ)を読んでくれることも多く、アクセスアップに繋がります。
約40日間で9,230PVでした(アメブロみたいに水増ししてなければw)
たった1ページ分のアクセス数としてはまぁまぁだと思います。
このうちUU(ユニークユーザー)はどのくらいか分かりませんが高く見積もって8割としましょうか。PV > UU は絶対なので
するとパトロンは今回61名だったので購買率は0.82%
通販サイトの一般的な購買率は0.1%~0.5%といわれているのでこれは合格点ではないでしょうか(UUを低く見積もると購買率はもっと上がる)
自社サイトではアクセスアップは難しいのですが、CAMPFIREからの流入もそこそこあるし、またクラファンだと自分一人じゃなく友人知人、知らない方までシェアしてくれる事も多いのがメリットです。上図グラフでバイーン↑してるのはSNSシェアが要因です。
また当ブログも月間3万~5万PVあるのでバナーを貼っておいたので一定のアクセスが毎日ありました。だからブログはおすすめなんです。
さらに期間中はリアルタイムで告知ができるからいい。ナインオクロックはパーカーも発売したらしいと何となく知ってもらえます。これがもし自社サイトで新商品をしょっちゅう宣伝してたらうざかったでしょう。
また、購買を後押しするために、お取引先さまに展示をお願いしてチャネルを増やしました。こういった嬉しい声もいくつかいただけました。
このようにして初回売上も可視化でき、受注生産とテストマーケティングとしてもメリットなのですが、なにより新商品発売をイベントとして消費者と共有できたことが一番良かったことです。
そして達成することでそこそこ人気ブランドなんだなと思わせることができたかもしれません。CAMPFIREサイト上にもずっと残るので、自演乙ブランドwwwではないと裏付けされます。
ということでプロモーションが苦手な方は、新商品PR方法のひとつとしてクラウドファンディングを活用することはメリットも多く大変おすすめであります。
そもそも何のために商品サービスを提供するのか?開発段階からマーケティングは始まってるといえるので、クラウドファンディング活用は共感してもらいやすいというのが私の経験談です。
なのでもしクラウドファンディングが失敗に終わりスベったらそのプロダクト、プロジェクトは封印したほうがいいでしょう。
そういう意味ではクラウドファンディングには、
When(いつやるのか、期間・時期)
Where(どこでやるのか)
Who(誰がやるのか)
What(何をやるのか)
Why(なぜやるのか)
How(どうやってやるのか)
いわゆる「5W1H」が詰まっていて、自身と向き合えるきっかけにもなると思いました。
クラファンの乱発はやめたほうがいいが、チャレンジしてみる価値はあると思います。