香取正博のブログ

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ナインオクロック(株)の4ヶ月間の業績推移と今後の予想

こんにちわ。アナリストの香取です。

ナインオクロックがスタートして早くも4ヶ月が経過した。本日は4ヶ月間の業績推移、そして今後の予想を解説してみよう。

 

下図をご覧いただきたい。


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6月はニューオープンということもありマーケットの予想を上回る形で急騰。さらに地方紙に掲載されたということが後押しされ、期待感から連日買いが先行した。

 

7月に入るとTシャツの在庫統計の発表から、予想に対し大幅な在庫減を受け終日売りに押される展開となった。

その後、セレクトショップに卸売を開始するという情報がリーク、一時反発する形となった。しかしさらなる在庫減の不安から大引けにかけて失望売りが出た。

 

8月は先行指標となる製造業発注の発表があったが、為替市場の超円高の影響を前に駆け込みによるものなのか国内縫製工場は多忙だという。それによりTシャツの在庫減が続く形となり8月は暴落。月足はやや大きめの陰線を付けている。

 

しかしながらこのままズルズルと下げる可能性は高くないとみていた。なぜならば事前に製造発注をしていた分が生産され、在庫増となることが予測できたからだ。

それにより買い控えをしていたというリスク回避を図るTシャツ家が多かったようだ。在庫状況が改善され9月初旬はそれにより買いが先行し値を戻す形となり、終日堅調に推移した。

 

しかしながら多忙な縫製工場、さらに台風10号も少なからず製造ラインに影響し、Tシャツの在庫減が不安材料となり9月は軟調な相場が続いてしまった。

 

目前位置。つまり現在の位置はやや下落傾向にある。


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依然として在庫減の警戒感もくすぶっており、10月に本格化するロンT投入を前に買いを手控えていることだろう。

ここから図が予測する美脚を滑り落ち暴落するのか、または美脚を高らかに上げ暴騰するのか、10月14日9時のロンT発売の発表を待ちたい。

 

とはいえ連休明けには相場回復が期待できそうだ。大きな買い材料が揃っているからだ。

在庫の改善、さらに長袖Tシャツの投入を受けたTシャツ家心理が改善される可能性が高い。またクラウドファンディングも意識され先高観が強まり底堅い動きとなっている。

10月14日に発表される長袖Tシャツで大幅高になるとマーケットは予想している。

 

国内アパレル市場、為替市場が不安定な中、ナインオクロックは外部の影響を受けにくいといえる。それは市場に全く影響のない弱小ブランドだからだ。

 

しかしながらナインオクロックは今後、凄まじいスピードで発展をし、そのTシャツの良さから日本の個人消費やものづくり大国と称される生産性から、いずれ世界中の経済に多大な影響を与えるようになるだろう。

 

なにより私は脚フェチである。