香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

かっこいいクラウンに乗りたいなら、かっこいいTシャツを着たい

以前の続きになるが、私がこれから国産衣料品を販売する上で、低価格衣料品には最大の弱点が2つあるのではないかと仮説を立てた。
 
ひとつはPriceであるがもうひとつはProductである。
 
 
そしてここでいう低価格衣料品というのは大衆的な無地のベーシック衣料品である。例えば無地のTシャツやカットソー、無地のシャツやズボンなどなど、
 
確かに大量生産により衣料品が溢れかえっているが、そんな中でもまだまだ需要があるのではないかと考えている。
 
 
それは日本の高い縫製技術とかではなく、キーワードは美意識といったところだろうか。
 

 この美意識をキーワードに、ベーシックの低価格衣料品には最大の弱点がある!それは、

 
 
 

ちょいダサ

 
いやダサくはないwただ「普通」すぎるといったところだろうか。しかし基本的にダサくなりたくない私からしたら、もうちょっとイケてるベーシック衣料品が欲しい。
 
ユニクロやMUJIなど価格:品質は最高だけど、それでももっとイケてるベーシック衣料品には需要があるのではないかと考えている。
 
 

私は以前、美容師をやっていたことがあったが、多くの美容師は例えばユニクロってあまり着ないんですよw

 
いやたまに着ますよ?靴下とか!パンツとかはもちろんズボンとかも買ったりする。しかし仕事上すぐ汚れるから消耗品としてであったり、または金がなかった時期もあったから買っていたという理由もある。
 
 
さらに職業上?ガリガリの人も多い、そんなイメージないかwだから「誰もが着れる仕様」となっているベーシック衣料品は、基本的に野暮ったくなってしまうんだ。
 
Sサイズは少し大きい、またはSサイズは丈が短い等、こう思う人も多いと感じている。
 
お洒落な人やファッションが好きな人であればチョイスが上手いから、それでもうまく着こなすことができるだろう。
 
 
しかし私でいえば基本的にファッションセンスが無いから、如何せん野暮ったくなってしまう。筋トレすれば解決するのか?だから正直、大衆ベーシック衣料品というのには満足していない。
 
つまり「ちょいダサ」となってしまうから、それらを提案してくれるベーシック衣料品ブランドが無いのではないかと考えている。
 
ミドルブランド以上であればもしかしたらあるかもしれない。しかし価格も高ければ無地Tごときに6,000円も出したくない。富豪になれば買うかもしれないが、それまでは普通で我慢するしかない。
 
 
この「我慢」というのは「美しさ」においてはやっかいだ。欧米人に比べ日本人はダサいなんて劣等感を持った人も多いわけだ。もっと大衆的にスタイリッシュなベーシックを美しく!提案したいのが9o'clockだ。
 
 
ただサイズ感だけを言っているわけではない。全体的なシルエットや細かい部分のデザイン、手触りのいい素材感などの美しさが足りない。ブランドイメージもあるだろう、もう少しイカしてたほうがいい。
 
 
 
クラウンは好きか?
 
 
同じクラウンでも年代や型によってクラウンのデザインはそれぞれ違うだろう。
 
親父がクラウンを乗ってたが、昔のクラウンのほうが個人的には好きだ。
 

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同じクラウンなのにデザインで選ぶというのがひとつの指標とならないか?
 
自分がちょいダサと思うデザインより、好きなデザインのクラウンに乗りたいだろう。
 
 
クラウンが好きじゃなかったらクラウンを買うことはないだろうが、しかしTシャツが嫌いとか、持っていない人は超少数派ではないか?
 
クラウンのデザインの差は感じるのに、Tシャツのデザインの差には何も感じないわけがない。常にかっこいいクラウンに乗りたくないか?
 
 
さすがにクラウンをデザインして販売することは難しいが、ベーシック衣料品ならデザインできる。だからそんなスタイリッシュなベーシック衣料品ブランド9o'clockを立ち上げるのである。