9o'clock香取正博のブログ

ナインオクロックは国産無地Tシャツブランド! 生産・販売を「縫製の街」である岩手県久慈市を拠点におこなっています。岩手に愛犬と移住しました。メディア掲載多数!あとデフレ脱却を熱望しています。

9オクロックのTシャツが飛ぶように売れる世界

例えばの話だが、9o'clockのTシャツが飛ぶように売れたとする。今日はそれを前提に書いていきたいw
 
 
ナインオクロックのTシャツが飛ぶように売れると、競合他社が現れ、9オクロックと同様の素材、同様のデザイン、同様のTシャツを販売してくる可能性があるかもしれない。
 
 
これは市場原理からすれば当然のことであり逃れられない宿命ともいえる。しかし私はとくに野郎なめやがって!とは思わない。
 
 
まず物理的にはパクリTシャツを作ることは可能だろうが、経営的には厳しいと考える。
 

9o'clockの生地をそのまま使用する時点で原価率が跳ね上がり、上代を9o'clockより高くせざるを得なくなる。反対に安くするなら利益率が低くなるから採算が余り取れない。これは海外生産であったとしてもだろう。

 
では同じような近い生地で作るとなると採算は取れるかもしれないが、それでも9o'clockより低価格にしなければそこまで売れるわけもないだろう。
 
 
まぁ何より、たかだかベーシックTシャツでデザインやシルエットにおいてパクったとかはあまり無いともいえる。そんな私も言ってしまえば数々のTシャツから良いとこ取りをしたようなものである。
 
 
しかしながら9o'clockは無地Tシャツをただ売っているわけではない。
 
9o'clockは国内屈指の縫製の街で生まれた!久慈地域はメイドインジャパンの重要拠点でありここから生産される背景と、美容師たちによるスタイリッシュなベーシックが提案され、移住したブランド創設者のアツすぎる思いもある。
 
だからこの国産衣料品ブランド9o'clockは唯一無二のナショナルブランドとなるだろう。飛ぶように売れればw
 
 
とはいえ、9o'clockの類似商品をむしろ歓迎されたい!さすがに6o'clockとかなら訴えるがなw
 
 
なぜ類似商品を歓迎するかと言えば、消費者にとってメリットのほうがでかいのではないか?その類似商品が安価で買えれば消費者利益となるわけだ。
 
そしてその類似商品が席巻するようになれば9o'clockの役目は終わったと市場がそう判断したことになる。良いTシャツの底上げができたのなら本望だ、投資分以上を少しでも回収できれば私は御の字である。
 
 
ただ簡単には淘汰されない。類似商品が出来たのなら、それにより私はもっと良い素材を開発しよう。もっと早くて高い縫製技術を編み出そう。今よりもっと良いTシャツを作ってみせるまでだ。
 
そうなれば、型落ちしたTシャツを他社が売ることになるのですでに価値なんて低いわけである。
 
 
では他社がさらに9o'clockと同等のTシャツをつくってきたら?当ブランドはさらにワンランク上の衣料品をつくってみせるまでだ。
 
 
これは消費者にとってどうだろう?メリットしかないのではないか?いっけん敵とも思える他社同士が切磋琢磨することにより、より良いモノ・サービスが誕生する健全な市場原理といえないだろうか?
 
 
ところがデフレ不況が長引くと、物価下落からモノの価値が下がりカネの価値が高まり、モノ・サービスへの投資ではなくコスト削減に収斂する。
 
 
如何にコストを下げながら良いものがつくれるのかを目的とする消耗戦だ。この消耗戦による底辺への競争が始まり、競合を蹴り落とし、強者と弱者に別れる市場原理が働きやすい。
 
となれば強者がいずれ寡占化することになり、世の中にはモノ・サービスが同質化、均質化しやすく、安価で良いものが手に入る素晴らしい世界?が現在である。
 
 
そんな世界だからこそ、9o'clockのTシャツは必ず飛ぶように売れる。ちょっと違う世界を見たいʅ( ?౪? ) ʃ
 

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