香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

御用社員

こんにちわ。

社用ケータイがなぜか外国人から頻繁に間違い電話がかかってくる香取です。


さて、過去に300名以上が在籍する会社に勤務したことがない私にとって、大企業という組織的なものを大変興味深く観察しています。


なにせ、心の中は経営者目線だからだw


もしも、素直で柔軟に働く仕事がデキる経営者目線の部下がいたら皆さんはいかがだろう?理想の部下ではないでしょうか?


もちろん私はそんなデキる部下ではない。
まだ、結果もなにもないからだw


しかし全ての社員が経営者目線であったらいいとも思うかもしれないが、組織というのは適材適所のバランスも大事だとも感じている。


ただバランスを固めすぎると大きな組織となると大企業病とでもいうのだろうが、逆に非効率とも感じてしまうことも多い。


相談や提案、何かの決定をするとなると、

上司からさらにその上の上司、そして管理職といったような手順を踏まなければならず手間がかかる。


そこでもしも強い主張や意見をする者が間にいたら、より手間がかかってしまうのだろう。


そこでさらに効率をよくしたい上司は、自分にとって都合の良いことを言ってくれる部下だけを周りに置くようにもなったりするのだろうか。


たとえ愛社精神があったとしても強い主張や意見をする社員は弾かれるか自ら去る。


それが派閥や力関係による権力闘争であるのか、結局残ったメンツは上司にとって御用社員ばかりである。



上司におもねる社員



おもねる とは辞書によれば、

きげんをとってその人の気に入るようにする。へつらう。追従する。

とある。



この御用社員が集まっている上司や部署は中々強敵である。


だが御用社員が多ければ、意思決定もスムーズになりチームとしても良いとも言えてしまう。


この出世競争を勝ち上がるには、御用社員となりつつ建前と本音をうまく使い分けていくほかないのだろうか。


ただ御用社員ばかり増えると、ある意味で組織内で無責任体制となってしまう。


しかしながらこのような大企業病ともいえる問題は、聡明な社員たちは認知しているはずなのである。


これを、想定の範囲内と事実を良い方向へ受け止め、認知的不協和により問題を解決できないと感じております。


扱いやすい御用社員を会社は求めているのだろうか。




御用社員となるべく淡路島研修が続く2015夏である。