香取正博のブログ

東京から岩手に移住して起業した香取正博のブログです

香取 正博のブログ

デフレは良い時もある

こんにちわ!今日は暑いですね!

クーラー大好きの香取です。

 

さて当ブログではデフレーションについて殊更に取り上げていますが、

 

現在の経済環境において!デフレが問題といっているだけで、

永遠と一生涯デフレが悪!とはいっておりません。

 

もちろん様々な産業によっても、それぞれであると考えております。

 

デフレは物価が下がるということですが、モノやサービスが安くなるということは消費者にとってはインフレだろうがデフレだろうがとにかくうれしい。

 

反対に生産者(事業者)にとっても、

モノやサービスを少し安くすることにより利益がさらに上がれば、

生産者にとってもうれしい。

 

仕事がたくさんあるのが大前提ならばデフレでも所得を上げることができる!

 

なのでモノが安いというのは本来は良いことなのです!

 

しかし!これはマクロ的に言えばインフレからデフレへの転換期に有効であり、

さらに需要のパイの余剰が多く残っている時である。

 

ミクロ的に言えば、需要はあるのだけれど高価格すぎて庶民にはなかなか手の届かないモノ・サービスを、競争により質・サービスを高めつつ、供給拡大または値下げすることによって大衆に普及させる転換期に有効であると考えています。

 

だがこのまま市場の原理に任せすぎると現在のような価格破壊がおきる。

 

需要はそのままで供給だけ拡大していき、需要のパイの奪い合いが起こりデフレスパイラルに陥ってしまう。

 

価格競争に巻き込まれないためには企業努力はもちろん大事であるが、

デフレ環境下の熾烈な競争により、勝ち組と負け組にわかれてしまう。

 

ここを問題として提起したくデフレについてブログを書いているのです。

 

現在これは世界規模で議論になっています!

 

資本主義における自由な競争の秩序を重んじる考え方の人達からすれば、とくに問題でもなんでもなく普通じゃん?って感じなのでしょうw

 

勝ち組も並々ならぬ努力で勝ち上がったのもわかりますが、

やはり「需要と供給」の「バランス」と

「インフレとデフレ」の「タイミング」が重要ではないかと考えております。

 

このあたりは地方活性化そして日本経済はもちろんですが、

ビジネスにおいてもひとつのヒントになると考えております。

 

例えば、本当は需要があるのに高くて手が出しづらいモノやサービスを企業努力により供給拡大または値下げする。


反対に、供給がありすぎてモノやサービスがありふれているから新たな付加価値をつけて需要を喚起させる。


でも市場原理が行き過ぎるとダンピングなどが起こったり、市場規模が縮小したり、総所得が減ってしまったり様々な問題が起こりうるので「バランス」って難しい!


だけどひとまずデフレ解消が喫緊の問題であることは間違いないのです!

一個人だけの力では無理なので有効需要を喚起させるには政府の介入が必要だと思うのですがいかがでしょうか?


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